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TAP the POP

佐藤 輝

1984年東京都生まれ。ライター。
R.E.M.を子守唄として聴かされ、高校受験のときに母親から渡されたベックの『Mellow Gold』とクラッシュの『London Calling』でロックに目覚める。明治学院大学ではジャズ研究会に所属。卒業後、下北沢の風知空知で接客業をしながらPAを学ぶ。2011年よりファイブディー・ラボに勤務。

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佐藤 輝 の記事一覧

TAP the LIVE

日本のジャズメンを育てたのは銀座のシャンソン喫茶だった

戦後、ジャズの中心地となったのは銀座だった。 GHQ本部が有楽町駅近くだったこともあり、この地域には外国人向けのクラブが多く生まれ、ジャズ以外にもシャンソンやカ…

TAP the LIVE

苦境を乗り越えて“家族”となったフリートウッド・マックの『ザ・ダンス』

男性1人、女性2人による美しいハーモニーで、70年代のロック・シーンを牽引してきたフリートウッド・マック。 歴史的名作『噂』は、これまでに累計4000万枚を売り…

TAP the LIVE

グリーン・デイを一躍有名にした観客との泥の投げ合い

1980年代後半にアメリカのカリフォルニアで結成された3人組のバンド、グリーン・デイ。 彼らの名を一躍有名にしたのが1994年に催された、ウッドストック&#82…

TAP the LIVE

マイケルの神々しいパフォーマンスに乱入して台無しにした男

英国レコード産業協会が毎年主催する音楽の祭典、ブリット・アワードにマイケル・ジャクソンが出演したのは1996年2月19日のことだった。 前年の10月に発表した「…

TAP the LIVE

この世で最後の夜となったスティーヴィー・レイ・ヴォーンの名演

スティーヴィーのこの世で最後の夜の演奏を聴いた時、私は完全に圧倒されて口もきけなかった。 (「エリック・クラプトン自伝」より) 1954年にテキサス州ダラスで生…

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ストーン・ローゼズの代役でグラストンベリー・フェスのヘッドライナーに抜擢されたパルプ

イギリス最大級のフェス、グラストンベリー・フェスティバル。 1995年、2日目のヘッドライナーに選ばれたのはストーン・ローゼズだった。 ところが、ギターのジョン…

TAP the LIVE

クラプトンの復活を願って開催されたレインボー・コンサート

クリーム、ブラインド・フェイス、デレク・アンド・ザ・ドミノスと、次々にバンドを変えながらもその度に大きな成功を得てきたエリック・クラプトン。 しかし、決してのめ…

TAP the LIVE

ブリティッシュ・ロックが一堂に会したカンボジア難民救済コンサート

元ビートルズ4人のもとに国連のワルトハイム事務総長から、カンボジア難民のために再結成コンサートをしてほしい、という依頼がきたのは1979年頃のことだった。 カン…

TAP the LIVE

ピストルズが宣伝のために行なった、あまりにも挑発的なパフォーマンス

1970年代半ば、イギリスでは失業率がどんどん増加していき、他のヨーロッパ諸国からは“ヨーロッパの病人”と呼ばれていた。 そして、伸び悩む経済力とオイルショック…

TAP the LIVE

国立競技場で初のコンサートは夢の共演のオンパレードだった

2014年に解体された明治神宮外苑の国立競技場。 そこではじめて音楽イベントが開催されたのは1985年、それは世代を超えて実現した一夜限りの伝説的なコンサートと…

TAP the STORY

血の故郷から学んだ抵抗の歌

「俺の身体の中には、一滴たりともイングランドの血は流れてない。」 かつてオアシスで弟のリアムとともに90年代のロックシーンを牽引してきたノエル・ギャラガーは、自…

TAP the LIVE

キング・クリムゾンがハイドパークにもたらした衝撃

何年か後にこの日を振り返るだろう。 そしてその重要性を十分に理解するはずだ。 キング・クリムゾンの中心人物、ロバート・フリップが日記にそう記したのは1969年7…

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