「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

阪口 マサコ

1967年大阪府出身、岐阜県在住。

音楽プロデューサー故鈴木健士氏が設立したミュージックソムリエ協会の講座を経て、2014年にミュージックソムリエとなる。
音楽とともに美術、民藝、園芸、建築、阪神タイガースを愛する関西人。

『聴きたい音楽と出会えるラジオ〜R&B podcast 素敵なソウルミュージック』
https://open.spotify.com/show/6UxtvhAkjsETxkgprkOQ1o?si=2a5ce9cdcdd34c6f

阪口 マサコ が最近聴いてるアルバム

阪口 マサコ の記事一覧

ミュージックソムリエ

ジェリー・ウェクスラーに導かれてゴスペル魂を取り戻したアレサ・フランクリンの「ナチュラル・ウーマン」

私の魂が遺失物取扱所にあった時 引き取りに来てくれたのはあなただった 一体私の何が悪かったのかわからなかったわ あなたのキスが教えてくれるまで 私が何のために生…

ミュージックソムリエ

アメリカのジャズ界に新しいブラジルの風を吹き込んだ『ネイティヴ・ダンサー』~ミルトン・ナシメントとウェイン・ショーターの出会い

1962年、アメリカではボサ・ノヴァがちょっとしたブームになっていた。 その火付け役となったのが、ジャズ・サックス奏者のスタン・ゲッツがギタリストのチャーリー・…

ミュージックソムリエ

切り裂くサウンドと詞の世界~リーガルリリー「私は私の世界の実験台」

“ブルーハーツのような青い衝動にイースタンユースばりのエッジの効いたサウンド”という例えは、いささか強引に過ぎるかもしれないが、初めてリーガルリリーの音楽を聴い…

ミュージックソムリエ

二人にしか奏でられない美しいメロディー~パット・メセニーとライル・メイズのコンビネーションは40年前に始まった

風、光、水、大地。 ジャズ・ギタリスト、パット・メセニーの奏でる音楽から感じられるのは、そのような大自然のイメージではないだろうか。 1999年、音楽ライター神…

ミュージックソムリエ

叫び続けて30年~孤高のパンク・バンドeastern youthが伝えること

「みんなひとつになって盛り上がろうぜ!」と全員で拳を突き上げ、一体感を味わうことも、ロックのライブの楽しみ方だろう。 だがその一方で「音楽でひとつにならなくたっ…

ミュージックソムリエ

BOYからMANへ~デビュー10周年を迎えたOKAMOTO’Sの『BOY』

メンバー全員、岡本太郎が好きということで、ラモーンズのように全員が同じ姓、オカモトを名乗るOKAMOTO’Sは、中学校の同級生4人で結成されたバンドだ。 200…

ミュージックソムリエ

今海外でも注目を集めるニュー・エキサイト・オンナバンドCHAIの魅力

コンプレックスはアートなり! 力強いメッセージと演奏で海外からも熱い視線を集めているCHAI(チャイ)は、ヴォーカル&キーボードのマナと、ヴォーカル&ギターのカ…

ミュージックソムリエ

夭折の画家の自画像と共鳴するイースタンユースのアルバム『旅路ニ季節ガ燃エ落チル』

イースタンユースの名作の一つと言われるアルバム『旅路ニ季節ガ燃エ落チル』(1998年)は画家、佐伯祐三の作品がジャケットに使用されたことでも話題を呼んだ。 佐伯…

ミュージックソムリエ

引用で表すロックへの敬意~リクオ『グラデーション・ワールド』

ラジオから流れてきたこのフレーズに、ギュっと心を掴まれた大人は少なくないだろう。 6月にリリースされたばかりのリクオのアルバム『グラデーション・ワールド』から、…

ミュージックソムリエ

英国からアメリカ西海岸ヨット・ロックの風~BLUEPRINT BLUE『TOURIST』

ここ最近、浸透しつつある“ヨット・ロック”というジャンル。 それは、2000年代にアメリカでインターネット配信されたコメディ・シリーズ「Yacht Rock」に…

ミュージックソムリエ

コーヒーの香りと音楽と(後編)~平成の“喫茶店的”な音楽を集めた『喫茶ロックNOW』

~前編はこちらから http://www.tapthepop.net/sommelier/92548 平成のカフェ・ブームの最中の、2001年~2002年にかけ…

ミュージックソムリエ

コーヒーの香りと音楽と(前編)~『喫茶ロック』シリーズが提示した昭和のレア・グルーヴの再評価

コーヒーの香りと音楽と。 昭和の時代の喫茶店といえば、こだわりのコーヒーを入れてくれるマスターがいて、歌声喫茶に始まり、ジャズ喫茶、ロック喫茶など、まだディスコ…

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