「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

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「オールウェイズ・オン・マイ・マインド」をアウトローに染めて不動の名曲にしたウィリー・ネルソン

♪ 君はいつも、我が心に 君はいつも、我が心に ♪  愛を失った者が、自らの過去を悔いるとともに、もう一度だけチャンスをもらえないかと、復縁を願う「オールウェイ…

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「汚れた街」で生きていくということ

 1973年。 「迷信」などを収録した『トーキング・ブック』を大成功させたスティーヴィー・ワンダーは、グラミー賞の最優秀アルバムを受賞することになる『インナーヴ…

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大人になることを待ちわびたスティーヴィー・ワンダー

 1972年。  22歳になったスティーヴィーは希望に満ちていた。新しい音楽を、自分だけの音楽を作っていく。そんな夢の扉を、彼が自ら開こうとしたのには理由があっ…

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「ヘルプレス」に込められたニール・ヤングの喪失感の正体とは?

「北オンタリオに小さな町があります」  ニール・ヤングがそう歌ったオメミーは、彼が幼少時代、学校に通った小さな町である。試しにトリップ・アドバイザーで「オメミー…

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キング・クリムゾンの歌が予言した政治家の死とその黒幕

「この曲を、誰もが知り、誰もが大好きなアメリカの政治家に捧げる。その名は、スピロ・アグニュー」  1969年12月14日、発売されたばかりのデビュー・アルバム『…

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死という運命の中で愛とともに踊り続ける人間たち

 ララー  ララララ、ララー  叙情的な女性のコーラスに哀愁を帯びたバイオリンのメロディーが絡んでいく。そして。。。 ♪ 燃え上がるバイオリンの調べとともに あ…

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レナード・コーエンが冷戦の狭間にあったポーランドで語った「二本の足」

「久しぶりだ。長いこと、コンサート・ホールに顔を出さなかったことをすまなく思う。ということは、今夜はいつもよりたくさんの赤ワインを飲まなくてはならないというわけ…

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父親との確執。肩まで髪を伸ばした若きブルースの前に無口で立ち塞がった「親父」の記憶

前回のコラムはこちらから 「親父とは話ができなかった。親父の方も俺に口を開こうとしなかったし、母親も親父に話しかけることはなかった」  1981年、2枚組アルバ…

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「明日なき暴走」を続けたボスが大人となる責任を感じた瞬間

 1980年。ブルース・スプリングスティーンは2枚組大作『ザ・リバー』を発表する。このアルバムは、発表前、前作『闇に吠える街』の延長線上の作品を想定していた人た…

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消えてしまいそうな魂の叫び声~ジョンの素顔その2

(前回のコラムはこちらから) ♪  ヘルプ!  誰かが必要なんだ  ヘルプ!  誰でもいいってわけじゃない  ヘルプ!  誰かが必要なんだよ  助けてくれ! ♪…

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誰よりもナイーヴなビートル~ジョンの素顔その1

さて、今回もクイズです^^  前回同様、ビートルズがデビュー以来、英国で発売してきたシングルが発売順に10曲、並んでいます。そして各楽曲の後ろには(カッコ)があ…

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「エイト・デイズ・ア・ウィーク」と8本の腕

 さて、クイズです(^^)  次の10曲は、ビートルズのデビューから10枚のシングルを英国での発売順に並べたものです。曲のあとにカッコがあり、それぞれ、◯☓△と…

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