「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

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ミュージックソムリエ

もう青い瞳のソウルなんて言わせない~ダリル・ホール&ジョン・オーツ

ダリル・ホール&ジョン・オーツが真のソウル・シンガーであることを証明したのは1980年代になってからだ。 ウィリアム・ペンが17世紀にアメリカでペンシルバニアを…

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暗がりのなかに灯したランプのようなモダン・クラシカルの世界

モダン・クラシカルは、静寂と最も相性のよい音楽だ。しかし、残念な事に日本での認知度はまだ低い。 この音楽の特徴は、クラシックで用いられる楽器が奏でているところへ…

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失意の中で慰めあって作った「追憶のメロディ」~ダリル・ホール&ジョン・オーツふたりの原点

ホール&オーツはRCAに移籍して1976年に「サラ・スマイル」をヒットさせたが、その勢いに乗る形でアトランティックは過去のシングル曲「追憶のメロディ(She’s…

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いま最も注目を集めているヴォーカル・グループ、平均年齢16歳のリトグリとは?

Little Glee Monster(リトルグリーモンスター)は中高生の女子で結成されて、2013年5月から活動をスタートしているヴォーカル・ユニット。 メジ…

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誤解が街の噂になった二人のシルヴァー・アルバム~ダリル・ホール&ジョン・オーツ

フィラデルフィアの大学で出会ったダリル・ホールとジョン・オーツは名門スタジオ、シグマ・サウンドのセッション・ミュージシャン等の経験を経てアトランティック・レコー…

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新聞の小さな記事からエディが伝えたかったこと~パール・ジャムの「ジェレミー」

1991年1月8日火曜日 テキサス州にあるリチャードソン・ハイスクールの2時限目、欠席がちだった16歳のジェレミー・ウェイド・デルは、英語教師から事務室に行って…

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さらなる高みを目指して「Higer Ground 」~スティーヴィからレッチリへと受け継がれた歌

「5月11日に書いたんだ、日付もハッキリ覚えている。何から何までー」 「何かが起ころうとしているのを感じ取っていたんだろう。それが何でいつ起こるのか分かる訳がな…

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「東京音頭」80年経っても変わらない魅力とその歴史

8月になり、各地で開催される盆踊り。子供の頃に、近所のおじいさん、おばあさんが、楽しそうに「東京音頭」を踊っていた姿を、今でもよく覚えています。「ドラえもん音頭…

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連綿と続くジミヘン流サイケデリック・ブルースの今日

猛暑でドロドロに溶けている、そんな時におすすめなのがジミヘン流サイケデリック・ブルース。 粘り腰のファズ・ギターでガッツ注入、夏バテ解消です。 ジミ・ヘンドリッ…

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苦悩に染められたレディオヘッドの「Creep」は、ファンにも彼らにとってもスペシャルな1曲に

英国の階級は大まかに上流階級(アッパー・クラス)、中流階級(ミドル・クラス)、労働者階級(ワーキング・クラス)の3つに分かれ、それぞれが閉鎖的だ。 1990年代…

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「ポール・サイモン発 取りこぼされた英フォーク・シンガー、ボブ・ジール行き」

荒い。エモーショナルなアコギと歌唱が「一期一会」をテーマとした楽曲の寂しさを際立たせています。この曲が収録されたアルバム『ソングブック』が発表されたのは1965…

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デイヴ・グロール20年目の決意~フー・ファイターズ「I AM A RIVER」

ニルヴァーナのドラマーだったデイヴ・グロール。 1994年、カート・コバーンの突然の死から半年後、その深い悲しみを断ち切るようにたったひとりで始めたフー・ファイ…

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