「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

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変な歌や訳がわからない歌の代表格、あがた森魚の「赤色エレジー」

どういうわけか”変な歌”や訳がわからない歌が、突如として流行するということが、昭和の時代にはしばしば起こった。訳が分からないのに忘れられない、妙に印象に残ってし…

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ジャックスから岡林信康に受け継がれていった「ラブ・ジェネレーション」とロック・スピリッツ

関西フォークの発信元となったインディーズのURCレコードで、ジャックス解散後に契約ディレクターとして働き始めた早川義夫は、1969年の晩秋にソロ・アルバム「かっ…

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伝説のグループと呼ばれたジャックスが歌と音楽に託した「悲しみ」

日本のロックの原点を築いたジャックスの早川義夫は、こんな言葉を残している。 歌は悲しいから歌うのだと思っている。寂しいから歌うのだ。人とは、違うから歌うのだ。何…

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ローリング・ストーンズがビートルズから曲を提供してもらった「彼氏になりたい」

1963年6月7日に発売されたローリング・ストーンズの1stシングル「カム・オン」は、彼らのアイドルの一人、チャック・ベリーのカヴァーだった。 これをデビュー曲…

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父を亡くした少年の悲しみを「9月が終わったら、起こして」と歌ったグリーン・デイの代表曲

グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングの父はジャズ・ミュージシャンだったが、音楽では暮らしが成り立たなくて、トラックのドライバーとして家族を養っていた…

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多彩なカヴァーによって世界のスタンダード曲になったヴァン・モリソンの「クレイジー・ラヴ」

ヴァン・モリソンの「クレイジー・ラヴ」は、1970年2月28日にリリースされたアルバム『ムーンダンス』の一曲として世に出た。 同じ年、この曲をデビュー・アルバム…

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むつひろしと浅川マキのソングライティングによる「ちっちゃな時から」

2015年にオネストジョンというイギリスのレーベルから、アルバム『MAKI ASAKAWA』が発売になった。この浅川マキのUK盤を企画して発売にこぎつけたのは、…

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日本のオリジナルR&B「グットナイト・ベイビー」と、ド演歌の二重唱「昭和枯れすすき」を作曲してヒットさせたむつひろしとは?

キングトーンズの「グットナイト・ベイビー」がアメリカで発売になり、全米R&B部門で48位にランクされたのは1969年のことだ。 基本的に黒人音楽しかラ…

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井上陽水と忌野清志郎によるソングライティングで誕生したニューミュージックの傑作「帰れない二人」

井上陽水の「帰れない二人」が発売されたのは1973年9月21日、シングル盤「心もよう」のB面としてであった。 そしてアナログ・レコードの時代の日本において、最初…

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井上陽水の「傘がない」にあったのは、「カ」「サ」「ガ」「タ」「ダ」から生まれる切迫感と叙情だった

井上陽水の初期の代表曲「傘がない」は、1972年7月にシングル・カットされたが、当時はヒット曲にならなかった。しかし、聴いた人たちには軽い衝撃を与えた。いや、そ…

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「カンドレ・マンドレ」から「夢の中へ」と進化した井上陽水のソングライティング

1969年に「アンドレ・カンドレ」という名前で登場した井上陽水だが、デビュー曲は「カンドレ・マンドレ」というタイトルだった。発表されたその当時も今も変な芸名だっ…

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歌謡曲のさきがけとなった「カチューシャの唄」と、井上陽水の「夢の中へ」をつなぐもの

日本の歌謡曲の先駆けとも、第1号ともいわれる「カチューシャの唄」が誕生したのは1914(大正3)年のことだ。大正ロマンという文化のムーブメントを背景にこの歌を作…

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