大森靖子(おおもり・せいこ)は、1987年愛媛県生まれのシンガー・ソングライター。SPEEDやモーニング娘。、浜崎あゆみを歌うのが好きだったという少女時代を経て、武蔵野美術大学入学と同時に上京。その後、弾き語りでのライブ活動をスタートさせる。アコースティックギターをフリーキーに鳴らしながら、感情をむき出しにしたような言葉を畳み掛ける彼女の歌は、聴く者すべての心に確実に爪痕を残す。
彼女自身が運営するレーベル〈PINK RECORDS〉よりミニ・アルバム『PINK』(2012年)、ファースト・フル・アルバム『魔法が使えないなら死にたい』(2013年)と、衝撃作を立て続けにリリース。ファースト・アルバムのツアー・ファイナルでは、事務所やレコード会社に無所属であるにも関わらず、渋谷クラブクアトロをソールドアウトにするという実績を残した。また、TOKYO IDOL FESTIVALなどのアイドル・イベントにも出演し、アップアップガールズ(仮)やBiSといったアイドル・グループとコラボするなど、その活動は常に聴き手を驚かせている。
2013年12月11日に、セカンド・アルバム『絶対少女』をリリース。このアルバムには、プロデューサーとして直枝政広(カーネーション)が全面的に協力した。「全ての女子を肯定したい」「わたしはずっと普通の 女の子になりたかった、だから私は全員の女の子になろうと思いました」と大森靖子自身が語るように、女性のあらゆる感情や情念が渦巻くような歌詞と、可愛らしさとおどろおどろしさが目まぐるしく変化するようなメロディは、一人の女の子の浮き沈みの激しいタイムラインを覗いているようでもあり、すべての女の子の思いや言葉をカットアップしたようでもある。
レコーディングには梅津和時、奥野真哉(ソウル・フラワー・ユニオン)、tatsu(レピッシュ)、久下惠生など、凄腕のミュージシャン勢が参加。「実はコードも歌詞も曲のサイズだって彼女の弾き語りのデモテープからほぼ変えていない。とてつもない歌の純度を活かすことが、ぼくの使命なんだ」と、プロデューサーの直枝がコメントしているように、時に弾き語り、時に緊張感あふれるフリーなセッション、時にテクノポップのアレンジと楽曲ごとに装いを変えながらも、大森靖子のむき出しの歌の魅力が最大限に引き出された作品に仕上がっている。
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大森靖子「君と映画」MV
大森靖子「ミッドナイト清純異性交遊」MV
大森靖子「お茶碗」「ハンドメイドホーム」「あまい」(LIVE)
大森靖子 TOKYO IDOL FESTIVAL 2013 -HOT STAGE-(LIVE)
大森靖子ワンマンライブ 絶対少女ツアーファイナル『最終公演』
2014年3月14日(金) 恵比寿リキッドルーム
出演:大森靖子
問い合わせ:HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999