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mabanua──様々なアーティストが信頼を置くドラマー/プロデューサーが作り上げた傑作ソロ・アルバム

2018.09.04

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Chara、米津玄師、藤原さくら、大橋トリオ、Awesome City Club、LUCKY TAPESをはじめとするプロデュース・ワークや、くるりやGotch、矢野顕子らのサポート。またベーシストShingo Suzuki、ギタリスト関口シンゴとのバンド〈Ovall〉としての活動や、ライムスターの楽曲へのフィーチャリング、タブラ奏者U-zhaanとのユニット、さらにはCM音楽や劇伴の制作に加えて、トロ・イ・モア、サンダーキャット、チェット・フェイカーとのライブ共演など、八面六臂の活躍をみせるドラマー/プロデューサーのmabanua(マバヌア)。彼はシンガー・ソングライターとしての顔も持つ。

中学生の頃から弾き語りをはじめていたという彼は、Ovallとしての活動と並行して、2008年よりmabanua名義で本格的にソロ活動を開始。ボーカルのみならず、あらゆる楽器をすべて一人でプレイして、ミックスまでも自分で手がけるスタイルで楽曲を作り上げていくmabanuaが、この度6年ぶり3作目となるフル・アルバム『Blurred』を完成させた。

この数年で、mabanuaはプロデューサーとして引く手数多で、まさに2010年代のトレンドを作り上げたクリエイターの一人といえる存在となった。しかし今回のアルバム『Blurred』では、そうしたプロデュース・ワークとは一線を画すようにトレンドを排除し、個人的に聴いてきた音楽や、培った音楽経験だけで作り上げていったという。ブラック・ミュージックを基軸にしつつも、ジャンルを自由に横断しながら彼独自の音世界を築き上げていく。

ボーカリストとしてCharaをフィーチャーした「Call on Me feat. Chara」、Achico(ROPES)とのデュエットによる「Night Fog feat. Achico」、そして「Heartbreak at Dawn」の作詞にはGotchこと後藤正文を迎えて完成した『Blurred』は、自身初となる日本語詞によるアルバムとなった。太くタイトでいてどこかに温かみも感じるビート、浮遊するように景色を描いていくサウンド、その景色に浮かんでは溶けていくような歌と言葉──初めて耳に入った瞬間から、あたかもそれが長い期間に渡り愛聴してきた音楽かのように、スッと身体の中へと溶け込んでくる。その心地よい音の中にいつまでも浸っていたくなる、傑作ポップ・アルバムだ。

mabanua『Blurred』

mabanua
『Blurred』

(origami PRODUCTIONS)


Live Schedule
9月15・16日(土・日) NEW ACOUSTIC CAMP 2018
9月23日(日) 山人音楽祭2018
10月6・7日(土・日) 朝霧JAM 2018

official website
http://mabanua.com/



*参考資料 インタビュー:音楽に滲む風景 mabanua『Blurred』 – CDJournal CDJ PUSH

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