「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

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ジョー・ストラマー特集

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ジョー・ストラマーがクラッシュのフロントマンとなったのは、ロンドンでパンクが大きなムーヴメントとなりつつあった1976年のことでした。
真剣に音楽で世界を変える、という強い信念と野望とともに、バンドはイギリスを代表するバンドの一つにまで成長していきます。
しかしジョーはどれだけ有名になろうとも決してスターの座に就こうとはせず、常に労働者階級の側に立とうと苦心していました。

クラッシュ解散後の活動はしばらく映画関係が中心となりましたが、90年代に入ると再び音楽活動が盛んになり、2002年に亡くなるまで精力的にメッセージを放ち続けました。
その真っ直ぐな言葉、音楽、そして生き方は、今も多くの人たちを惹きつけてやみません。

ほんの一部ではありますが、今一度、彼の音楽やメッセージに触れていただければ幸いです。

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ジョー・ストラマー特集

Extra便

クラッシュのジョー・ストラマーが地下鉄で日本人の若者に残した言葉

ロンドンの地下鉄の駅で偶然に、カメラマンのハービー・山口がジョー・ストラマーと出会った時、瞬間的にとった行動とその直後に体験したエピソードを紹介したい。 197…

TAP the STORY

揺らぐことのない自信と信念~ジョー・ストラマーの27歳

「ある意味、今27歳という年齢ですごく安心しているよ」 1979年の秋、ジョー・ストラマーはNMEのインタビューでこう語った。安心しているのは、実年齢を堂々と言…

TAP the STORY

ジョー・ストラマーとミック・ジョーンズをつないだ中国の占い

ジョー・ストラマーとミック・ジョーンズが初めて言葉を交わしたのは、1976年4月3日だといわれている。 ジョーが当時組んでいたバンド、101ers(ワン・オー・…

TAP the STORY

ジョー・ストラマーが自らの死の直前にキャッシュに捧げた歌

2002年の4月、ジョー・ストラマーはロサンゼルス郊外のベルエアにあるジェリー・ハリントンの家で、イースターの休みを過ごしていた。その時、偶然に旧友のリック・ル…

TAP the SCENE

ルード・ボーイ〜ザ・クラッシュの熱いガレージサウンドと心に響く「Stay Free」

『ルード・ボーイ』(Rude Boy/1980) ザ・クラッシュが“出演”あるいはメンバーが“演技”した最初の映画として知られる『ルード・ボーイ』(Rude B…

TAP the SCENE

ストレート・トゥ・ヘル〜ジョー・ストラマーやエルヴィス・コステロらが出演したB級映画

『ストレート・トゥ・ヘル』(Straight to Hell/1987) それは1986年、映画『シド&ナンシー』がカンヌ映画祭に招待された時から始ま…

TAP the SCENE

ミステリー・トレイン〜ジョー・ストラマーや工藤夕貴らが出演したジャームッシュ映画

『ミステリー・トレイン』(MYSTERY TRAIN/1989) 『ストレンジャー・ザン・パラダイス』の後、一通の奇妙な手紙がジム・ジャームッシュの手元に届いた…

TAP the ROOTS

『地獄の黙示録』を観たジョー・ストラマーは何を思ったのか?

チャーリーはサーフィンなどしない すりゃいいのによ チャーリーはサーフィンなどしない いけないことだと考えてるのさ チャーリーはサーフィンなどしない ハンバーガ…

TAP the ROOTS

外の世界に怒りをぶつけ続けるジョー・ストラマーが初めて歌ったゴスペル

神の洪水が 罪の都を洗い流す時 人はそれを 主のページに綴られた物語だという クラッシュのジョー・ストラマーは常に怒れる若者だったわけではない。3枚組大作『サン…

TAP the ROOTS

ジョー・ストラマーが「ロック・ザ・カスバ」に込めたメッセージ

シャリフはそいつが気に入らないのさ カスバをロックしろ カスバをロックで揺らすんだ ザ・クラッシュの「ロック・ザ・カスバ」は、アメリカ進出後、彼らにとって最大の…

TAP the CHANGE

ジョー・ストラマーの人生を変えた「ノット・フェイド・アウェイ」の色褪せない魅力

1970年代後半のパンク・ブームの中から登場し、自身のバンド、ザ・クラッシュとともに、真剣に音楽で世界を変えようとした男、ジョー・ストラマー。 その生き方や音楽…

TAP the DAY

ザ・クラッシュの名曲「ハマースミス宮殿の白人」がリリースされた日

1978年6月16日、ザ・クラッシュは「(White Man) In Hammersmith Palais(ハマースミス宮殿の白人)」という楽曲をリリースした。…

TAP the DAY

ブルース・スプリングスティーンのロンドンにおける初ライブを観て触発された若き日のジョー・ストラマー

レコード会社やマネージャーによってあたかもボブ・ディランのフォロワーのように売り出された経緯もあって、ブルース・スプリングスティーンは今ひとつパッとしないシンガ…

TAP the DAY

ジョー・ストラマーの忙しくて充実した1日~19年ぶりにメンバー4人が揃ったザ・クラッシュ

ジョー・ストラマーにとって、2001年の5月24日は早朝から夜まで何かと忙しい1日となった。その日は、ボブ・ディランが60歳の誕生日を迎えていた。 朝早くからロ…

TAP the LIVE

19年ぶりに実現したジョー・ストラマーとかつての相棒、ミック・ジョーンズとのステージ

ジョー・ストラマーが心臓疾患により、突如としてこの世を去る日からおよそ1ヶ月前の2002年11月15日。 ロンドン西部のノッティング・ヒルにあるアクトン・タウン…

TAP the LIVE

グラミーの舞台でジョー・ストラマーに捧げられた「ロンドン・コーリング」

2002年12月22日、クラッシュのボーカル、ジョー・ストラマーが心臓発作により50歳で突如その生涯を終えた。検死で分かったのは生まれつき心臓に問題があり、いつ…

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