1979年のデビュー以来、世界を代表するロックバンドとして活動を続けるU2。アイルランド共和国出身の彼らは、パンクからニューウェーヴに移り変わる時代に、ブルースやカントリー、パンクを参照点としながら壮大でエモーショナルなサウンドを生み出し続けました。また、世の中の悲惨な戦争や格差、差別に思いを寄せながら、音楽を通して社会に対するメッセージを投げかけ続けています。
これまで『TAPthePOP』では、U2の作り上げた音楽を様々な形で紹介してきました。今回は12月4日(水)と5日(木)にさいたまスーパーアリーナで開催される13年ぶりの来日公演に合わせて、これまでのコラムを一つの特集としてまとめました。40年経った今でも色あせない彼らの魅力を振り返るきっかけになれば幸いです。