「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

石浦 由高

1959年神奈川県横浜市生まれ。ライター/エディター。
アメリカに遊学、「Writing(執筆学)」を修める。長年、音楽と暮らす内、時代ととも生まれた歌詞の意味を読み解くことに、尽きせぬ楽しさを覚えるという。ワイン好き。

石浦 由高 が最近聴いてるアルバム

石浦 由高 の記事一覧

TAP the ROOTS

あなたがここにいてほしい

『Atom Heart Mother』に『原子心母』にという邦題をつけ、『The Dark Side of the Moon』には『狂気』というタイトルをつけた…

TAP the ROOTS

セイリング~酒を飲まずに歌った唯一の歌

サザーランド・ブラザースが1972年に発表した「Sailing」をロッド・スチュワートがカバーしたのには、理由があった。 彼自身がホームシックだったのだ。 19…

TAP the ROOTS

天国への階段~欲しいものだけを手にしようとした女性の歌

70年代のロックソングの中で、シングルカットされることなくバンドの代表曲となったものといえば、この歌だろう。 1971年にレッド・ツェッペリンが発表した4枚目の…

TAP the ROOTS

ブルーにこんがらがって(後編)

【前編はこちらからどうぞ】 さて、前編で「Tangled Up in Blue」(「ブルーにこんがらかって」)の物語を時間軸に合わせて再現すると、4)節目からス…

TAP the ROOTS

ブルーにこんがらがって(前編)

「10年の人生を、2年かけて書き上げた曲」 ステージの上で、ディランは「Tangled Up in Blue」(「ブルーにこんがらかって」)について、そう説明し…

TAP the ROOTS

オールド・ラヴ~過ぎ去りし恋

1988年、エリック・クラプトンとパティ・ボイドは9年に及ぶ結婚生活に終止符を打つ。 この頃、アルバム『ジャーニー・マン』を制作していたクラプトンは友人のブルー…

TAP the ROOTS

ワンダフル・トゥナイト~酒に溺れるほどの恋

ライラという美女に恋焦がれ、酒に溺れて狂人となっていく青年カイスの物語は、12世紀のペルシャ詩人、ニザーミーの作品だ。 この物語を下敷きに、自らの恋心を歌にした…

TAP the ROOTS

ザ・リバー~絶望の淵に立つ男

「この曲は僕にとってブレイクスルーとなった。初めてのストーリー・ソングだ。それが『Nebraska』につながっていった。」 ブルースが1980年にリリースしたた…

TAP the ROOTS

ライク・ア・ローリング・ストーン/ボブ・ディラン

ボブ・ディランが1965年に発表した「Like A Rolling Stone」。 “転がる石のように”というタイトルは、「Lost Highway」という曲か…

TAP the PIC

ウィンター

静かに耳を傾けてみましょう。…

TAP the PIC

ティーン・スピリット

“カートはティーン・スピリットみたいな匂いがする” ( Kurt Smells Like Teen Sprit ) ある晩、ビキニ・キルのリードボーカルだったキ…

TAP the PIC

チキンマン

昨夜、フィリーのチキンマンが爆殺された しかも奴らはそいつの家まで爆破したんだ ブルース・スプリングスティーンの「Atlantic City」は、“チキンマン&…

22 / 23<<...1920212223

SNSでも配信中

Pagetop ↑

トップページへ