70年代のロックソングの中で、シングルカットされることなくバンドの代表曲となったものといえば、真っ先に思い浮かぶのがこの歌だろう。
1971年にレッド・ツェッペリンが発表した4枚目のアルバムに収録されている(このアルバムは『Led Zeppelin IV』と呼ばれているが、実際には名前がない)。
詩を書いたのはボーカルのロバート・プラント。彼は何度も何度もその詩の意味を尋ねられることになる。
「抽象的な詩だよ。その日その日で、違った意味に取れるのさ」
彼ははっきりと語らないが、この歌では女性が天国に行くために必死で金を溜め込む。そして彼女はその金が無意味だったということを知る。
プラントもその部分だけは認めている。
「そう。与え返すことをせず、欲しいものだけを手にしようとした女性」
の歌だと。
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