「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

石浦 由高

1959年神奈川県横浜市生まれ。ライター/エディター。
アメリカに遊学、「Writing(執筆学)」を修める。長年、音楽と暮らす内、時代ととも生まれた歌詞の意味を読み解くことに、尽きせぬ楽しさを覚えるという。ワイン好き。

石浦 由高 の記事一覧

TAP the ROOTS

オペレイター/ジム・クロウチ ~たった1つの公衆電話に並ぶ孤独な隊列

一台しかない公衆電話の前には長い列が出来ていた。降りしきる雨の中、グリーンの兵隊服を着た州兵たちは無言で、我慢強く、自分の番がやってくるのを待っていた。ひとり一…

TAP the ROOTS

グラム・パーソンズの魂が向かった場所

1973年9月20日。バーズやフライング・ブリトー・ブラザーズで活動したグラム・パーソンズの遺体が、忽然と姿を消した。棺に入れられたパーソンズの遺体は、LAの国…

TAP the ROOTS

「リトル・ウィング」に重なる天使の面影

チャス・チャンドラーがニューヨークのライブハウスで見出した天才、ジミ・ヘンドリックス。チャスはジミを英国に連れていくに際、こんな誘い文句をかけたことがわかってい…

TAP the ROOTS

ワウワウギターの名曲誕生の瞬間

ABC放送の取材クルーがスタジオに到着した時、ジミ・ヘンドリックスとバンド・メンバーはちょうど、15分にも及ぶブルース・セッション「ブードゥー・チャイル」を録り…

TAP the STORY

70歳を過ぎた男が痛みとともにその人生を振り返る時

ビデオの映像は老いたジョニー・キャッシュを映し出す。 歌い続けることだけが生きる意味となった日々。彼は病んでいる肺から搾り出すように、歌詞を声に乗せていく。よく…

TAP the STORY

1973年、大切な曲

1973年。いわゆるビートルズの「赤盤」「青盤」と呼ばれるベスト盤が発売された年。ジョニー・キャッシュの長女であり、その後何度もグラミー賞を獲得することになるロ…

TAP the ROOTS

ヒア・カム・ザ・レイン・アゲイン〜デジタルポップで奏でる心理的SMプレイ

1981年にデビューしたアニー・レノックスとデイヴ・スチュワートのデュオ、ユーリズミックスは、神秘的なグループだった。 まず、バンド名である。 オーストリアの神…

TAP the ROOTS

「甘き夢」と牛が織りなすユーリズミックスのシュールレアリズム

最後の賭けだった。 ザ・ツーリスツを解散後、恋人でもあったアニー・レノックスと「ユーリズミックス」を結成したデイヴ・スチュワートだったが、バンドを継続するための…

TAP the ROOTS

リーダーであることをやめたジョンの、たったひとりのベッドイン

アルバムの1曲目はどの曲にしようか。針を落とすレコードの時代には、今よりずっとずっと大切な問題だったはずである。ビートルズが発表してきたアルバムの1曲目は、誰が…

TAP the ROOTS

発表から10年の時を経てシングル化されたポールの自信作

1976年5月31日。 ビートルズがコンサート活動を休止するようになる1966年に発表された『リボルバー』から10年という年月を経て、「ガット・トゥ・ゲット・ユ…

TAP the ROOTS

エイジャと名付けられた娘とフリート・フォクシーズ

グレッグ・ペックノールドはシアトルのミュージシャンだった。1960年代にはファゾムスというソウルフルなバンドを率いていたが、大した成功は果たせなかった。 だが、…

TAP the ROOTS

「リキの電話番号」〜ドナルド・フェイゲンが電話番号を渡した憧れの人

ニューヨーク州アナンデール・オン・ハドソンに小さな単科大学がある。1860年創立のこの私立大学、バード・カレッジは、アメリカで最もリベラルな校風の大学として知ら…

Album Sweet で体験する

この記事から — Album Sweet でアーティストとアルバムをもっと楽しもう

Pagetop ↑

トップページへ