「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

石浦 由高

1959年神奈川県横浜市生まれ。ライター/エディター。
アメリカに遊学、「Writing(執筆学)」を修める。長年、音楽と暮らす内、時代ととも生まれた歌詞の意味を読み解くことに、尽きせぬ楽しさを覚えるという。ワイン好き。

石浦 由高 の記事一覧

TAP the ROOTS

刑務所の服役者が熱狂した絵本作家の一曲

ジョニー・キャッシュがサン・クェンティン刑務所でライブを行ったのは、1969年の2月のことである。ナッシュヴィルはまだ冬の真っただ中にあった。 「その当時、ナッ…

TAP the ROOTS

ハッケンサックに住むことを夢見る移民

前回のコラムで紹介した「ウィーン」は、ビリー・ジョエルの代表作となったアルバム『ストレンジャー』のB面1曲目に収録された作品である。 ♪ スピードを落とすんだ …

TAP the ROOTS

ビリー・ジョエルとウィーン、そして父の言葉

♪ スピードを落とすんだ   クレイジー・チャイルド   青春特有の野心がみえみえだ   それに、それほど利口だというのなら   何故に、それほど怯えてるんだい…

TAP the ROOTS

「ピアノマン」の舞台となったとあるバーの物語

1971年に発表したファースト・アルバム『コールド・スプリング・ハーバー』は失敗だった。ビリー・ジョエルは失意に沈み、鬱になり、マネージャーだったエリザベス・ウ…

TAP the ROOTS

目の前で愛する人が殺された時、人は…

ブリキの兵隊とニクソンがやってくる ついに僕らだけになってしまった ドラムの響きを聞いて過ごした夏 オハイオでは4人の死者が出た 1970年5月4日。オハイオ州…

TAP the ROOTS

「オールウェイズ・オン・マイ・マインド」をアウトローに染めて不動の名曲にしたウィリー・ネルソン

愛を失った者が、自らの過去を悔いるとともに、もう一度だけチャンスをもらえないかと、復縁を願う「オールウェイズ・オン・マイ・マインド」が書かれたのは1971年。ジ…

TAP the ROOTS

フィービ・スノウが思いを寄せた「ポエトリー・マン」とは何者だったのか

エンターテイナーだった父メリル・ローブと、モダン・ダンスの父と呼ばれたマーサ・グレアムの舞踏団でダンサーをしていた母リリ・ローブの間に生まれたフィービ・アン・ロ…

TAP the ROOTS

サマータイムを思い出した夜

1970年。アルバム『イン・ロック』を録音し終えたばかりのディープ・パープルのメンバーは苛立っていた。 前作『ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ』の評判…

TAP the ROOTS

もしマール・ハガードが生きていたら今のアメリカに何を思うか

 その男は、1937年4月6日に生まれ、2016年の4月6日に永い眠りについた。  彼の父、ジェイムス・フランシス・ハガードと、母フロシー・メイはオクラホマで結…

TAP the ROOTS

ディランに解放を叫ばせたのは何だったのか?

♪我が愛する人 彼女は、沈黙の如く語る 理想論も暴力もない♪ 「ラヴ・マイナス・ゼロ/ノー・リミット」は、ボブ・ディランが1965年に発表した5枚目のアルバム『…

TAP the ROOTS

ボノの心を動かしたキング牧師の誇り

♪早朝 4月4日 銃声がメンフィスの空に響き渡り 「フリー・アット・ラスト」 あなたの命を奪い去った だが、あなたの誇り(プライド)を 奪い去ることはできなかっ…

TAP the ROOTS

60歳を目前にそれまでの人生を清算したエリック・クラプトン

2004年のこと。3月30日に59歳となったエリック・クラプトンは、その1週間前に敬愛するブルースマン、ロバート・ジョンソンの作品を取り上げたアルバム『ミー・ア…

Album Sweet で体験する

この記事から — Album Sweet でアーティストとアルバムをもっと楽しもう

Pagetop ↑

トップページへ