「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

石浦 由高

1959年神奈川県横浜市生まれ。ライター/エディター。
アメリカに遊学、「Writing(執筆学)」を修める。長年、音楽と暮らす内、時代ととも生まれた歌詞の意味を読み解くことに、尽きせぬ楽しさを覚えるという。ワイン好き。

石浦 由高 が最近聴いてるアルバム

石浦 由高 の記事一覧

TAP the ROOTS

「幻惑されて」に幻惑されたレッド・ツェッペリン

2010年、ひとりの男がジミー・ペイジを提訴した。レッド・ツェッペリンのファースト・アルバムに収録され、初期の代表曲となった「幻惑されて」が、彼の権利を侵害して…

TAP the ROOTS

『地獄の黙示録』を観たジョー・ストラマーは何を思ったのか?

チャーリーはサーフィンなどしない すりゃいいのによ チャーリーはサーフィンなどしない いけないことだと考えてるのさ チャーリーはサーフィンなどしない ハンバーガ…

TAP the ROOTS

60歳を目前にそれまでの人生を清算したエリック・クラプトン

2004年のこと。3月30日に59歳となったエリック・クラプトンは、その1週間前に敬愛するブルースマン、ロバート・ジョンソンの作品を取り上げたアルバム『ミー・ア…

TAP the ROOTS

エルヴィスの一言によって永遠のラヴソングとなった「好きにならずにいられない」

賢者が言うには 恋を焦るのは愚か者 でも僕は 君と恋に落ちる自分を どうすることもできないのさ 映画「ブルーハワイ」の挿入歌として使用されたエルヴィス・プレスリ…

TAP the ROOTS

エルヴィスが友人たちの前で生前最後に歌った別れの歌

1998年。ジョニー・キャッシュは、キャリア最後となるライブ・アルバムをウィリー・ネルソンとの共演という形で発表している。 『VH1 Storytellers』…

TAP the ROOTS

南北を隔てる線、メイソン・ディクソンを舞台にした歌

♪ 私たちはフィラデルフィアへと セイルしていく 石炭の町タインを遠く離れ フィラデルフィアへと セイルしていく 線を引くため メイスン・ディクスン線を ♪ マ…

TAP the ROOTS

彼女の背中に永遠の愛を彫った男の歌

真実の愛はけっして消えることはない 真実の愛はけっして消えることはない。。。 ポップ・ソングの中にはさまざまな職業の主人公が登場する。だが、タトゥーを彫る男が主…

TAP the ROOTS

エスケイプ~短編小説のような詩の世界

時代はSNSである。見ず知らずの誰かと誰かを、ネットワークが繋ぎ、新たな出会いが生まれる。 だが、そんな世界を1970年代の最後に歌った男がいる。ルパート・ホル…

TAP the ROOTS

「思い出のサマーブリーズ」とともに平穏なひとときを

ジム・シールズとダン・クロフツは1950年代後半から音楽活動をしていた。テキサス出身の彼らが参加していたグループ、チャンプスは1958年に「テキーラ」というヒッ…

TAP the ROOTS

夏のワンシーンから生まれたモータウンの大ヒット曲「ダンシング・イン・ザ・ストリート」

1964年、夏。その日のデトロイトは燃え上がるような暑さに包まれていた。自動車工場はこれまでにない活気のうちにあり、全米で盛り上がりを見せていた公民権運動はこの…

TAP the ROOTS

69年の夏、交錯する様々なメタファー

♪  最初のギターは  安物の雑貨屋で買った  指から血がにじむまで弾いたものさ  あれは69年の夏のこと ♪ ブライアン・アダムスの「思い出のサマー」(Sum…

TAP the ROOTS

オン・ザ・ビーチ~夏の太陽が焼付けた2つの光景

この季節、忘れてはいけないタイトルが「オン・ザ・ビーチ」だ。 イギリスの人気歌手、クリフ・リチャードがこのタイトルの曲をアビー・ロード・スタジオでレコーディング…

4 / 23<<...23456...>>

SNSでも配信中

Pagetop ↑

トップページへ