「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

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バハマ諸島の伝承歌だった「スループ・ジョンB」はビーチボーイズによってスタンダードになった

  フォークソングのコレクターでもあった詩人で作家のカール・サンドバーグと、フォークやブルースなどを問わずヨーロッパやカリブ海でも録音をしたアラン・ロマックスに…

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「東京五輪音頭」のヒットをめぐる勝者と敗者 ④ 明快に分かれたその後の運命

本命と見られていた三橋美智也の「東京五輪音頭」が大きく出遅れたことで、一気に台頭してきたテイチクの三波春夫のヴァージョンが、最初にヒットし始めた。 そのことによ…

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「東京五輪音頭」のヒットをめぐる勝者と敗者 ③ レコード会社によるプロモーションの温度差

前回の記事から、三波春夫の「東京五輪音頭」がなぜ大ヒットしたのか、その要因はおおむね理解できただろう。 だが結果的に敗者となった三橋美智也の極端な不振に関しては…

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ちあきなおみのヴォーカルで新たな生命が吹き込まれた「黄昏のビギン」

「黄昏のビギン」の作詞者としてクレジットされている永六輔が、「実はあの歌、八大さんがつくったんです、作詞も、作曲も」と意外な発言を口にしたのは2012年のことだ…

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勝手に売れたわけではなかったサザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」①

NHK-FMのラジオ番組『甲斐よしひろの若いこだま』では1978年の6月9日に「ロックの日」と称して、「夏よ来い!ロックンロール大特集」がオンエアされた。 甲斐…

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「東京五輪音頭」のヒットをめぐる勝者と敗者 ② 決定的だったのは歌に向かうモチベーション

作曲者である古賀政男の意向を汲んで主要レコード6社の競作となった「東京五輪音頭」だったが、下馬評では民謡出身の人気歌手だった三橋美智也が本命であった。 老若男女…

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ロックになったRCサクセションの「上を向いて歩こう」に驚いた作詞者の永六輔

1961年7月21日の夜、世界の音楽史に残るひとつの歌が東京・大手町にあったサンケイホールで誕生した。 永六輔作詞、 中村八大作・編曲、 19歳の坂本九が歌った…

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大ヒットした「東京五輪音頭」をめぐる勝者と敗者の物語 ① 看板スターを投入したレコード各社の思惑

クーベルタンの提唱によってオリンピック復興が決定したことを記念するオリンピックデーには、各国の国内オリンピック委員会 (NOC) によって記念イベントが実施され…

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「ビギン・ザ・ビギン」~日本では越路吹雪が歌い継いだコール・ポーターの美しいスタンダート・ナンバー

「ビギンを始めよう!」 コ-ル・ポーターはミュージカルと映画音楽の分野で活躍したアメリカのソングライターで、フレッド・アステアが歌った「夜も昼も」を筆頭に多くの…

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ロバート・ジョンソンが1930年代の後半に録音したブルースを蘇らせたローリング・ストーンズの「むなしき愛」

ローリング・ストーンズはブルースの巨人、ロバート・ジョンソンが1930年代の後半に録音した「Love In Vain Blues(むなしい恋)」を、1968年に…

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ローリング・ストーンズの名盤『スティッキー・フィンガーズ』で渋い輝きを発していた「デッド・フラワーズ」

単純なコード進行でどれだでカッコいい曲が作れるのか、というのはポピュラー・ミュージックにとって、常に大きなテーマの一つだった。 たとえばスリーコードのシンプルな…

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ロックンロールが開いてくれた扉から生まれてきた佐野元春の「SOMEDAY」

ブルース・スプリングスティーンの「ハングリー・ハート」がアメリカで全米チャートの5位にランクされるヒットになったのは、1980年の年末から翌年にかけてのことだ。…

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