★ダウンロード/ストリーミング時代の色彩別アルバムガイド
「TAP the COLOR」連載第62回
今回も引き続きアメリカ勢を紹介。Part1はこちらから
【SILVER】ハードロックの閃光〜ヴァン・ヘイレンほか
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モトリー・クルー『Theatre of Pain』(1985)
ラットやクワイエット・ライオットらとLAメタルの看板バンドしてデビュー。メンバー全員がパーティや薬物漬けだったことでも有名。オジー・オズボーンやアイアン・メイデンのツアーをサポートするうちにブレイク。本作は全米6位まで上がって400万枚以上を売った。
ヴァン・ヘイレン『5150』(1986)
エドワードと並ぶバンドの看板だったカリスマ・ヴォーカリスト、デイヴ・リー・ロスが脱退して絶大だった人気の下降が心配されたが、サミー・ヘイガーを迎え入れて再出発を図った第1作。そのクールなサウンドは新たなファンを獲得することに成功。初の全米1位。
HSAS『Through the Fire』(1984)
モントローズの後、ソロ活動中だったSammy Hagar。ジャーニーの看板Neal Schon。リック・デリンジャーのバンドにいたKenny Aaronson。元サンタナのMichael Shrieve。4人が組んだ企画バンド。プロコル・ハルムのカバー「青い影(A Whiter Shade of Pale)」がヒット。
ガンズ・アンド・ローゼズ『Greatest Hits』(2004)
全米で1500万枚以上を売った1987年のデビュー作、新曲入りのEPを挟んでリリースした1991年の実質2枚組のセカンド。そんなガンズの歩みをまとめたベスト盤。映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』用に録音されたストーンズの名曲カバーを収録。
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