TAP the DAY
アメリカでは売れないと言われていたビートルズのシングル盤が急遽発売された日
1963年12月26日、アメリカではビートルズの新曲「抱きしめたい」のシングル盤を、キャピトル・レコードが発売予定日を繰り上げて、急遽リリースした。 一部の地域…
1952年岩手県盛岡市生まれ、仙台市育ち。音楽プロデューサー/作家。
音楽業界誌『ミュージック・ラボ』を経て、1977年から86年の解散まで甲斐バンドのマネージメントを行う。その後にTHE BOOM、プライベーツ、宮沢和史、喜納昌吉とチャンプルーズ、ヒートウェイヴ、中村一義、有里知花、スーパーバタードッグ、ハナレグミ、小野リサ、由紀さおり、マルシアなどをプロデュース。
舞台「久世光彦 マイ・ラスト・ソング~あなたは最後に何を聞きたいか~」、「Sing with TORIRO 三木鶏郎と異才たち」、美空ひばり二十三回忌イベント「HIBARI 7 DAYS」などのプロデュースと演出を手がける。
著書はノンフィクション『上を向いて歩こう』(岩波書店/小学館文庫)『黄昏のビギンの物語』(小学館新書)、『美輪明宏と「ヨイトマケの唄」 天才たちはいかにして出会ったのか』(文藝春秋)、最新作は『ウェルカム!ビートルズ』(リットーミュージック)。
現在はRomancer Cafe にて『阿久悠と歌謡曲の時代』を連載中。 https://romancer.voyager.co.jp/cafe
TAP the DAY
1963年12月26日、アメリカではビートルズの新曲「抱きしめたい」のシングル盤を、キャピトル・レコードが発売予定日を繰り上げて、急遽リリースした。 一部の地域…
TAP the SONG
今から60数年前、1954年の日本では「これが自由というものか」というユニークな歌が、NHKラジオから毎週々々、全国に流れていた。 21世紀の現在でもそのまま通…
Extra便
1960年代半ばからアメリカ西海岸、サンフランシスコやロサンゼルスを中心に起こったフラワー・ムーブメントでは、「ヒッピー」と呼ばれる若者たちがベトナム戦争反対を…
TAP the SONG
妥協しない本物の職人の仕事は、積み重ねられていく日常のなかで使われることに価値がある。 卓越した技と美を具現化した作品は、後世になって発見されることで一気に評価…
Extra便
「Something Stupid(恋のひとこと)」は1967年にフランク・シナトラと娘のナンシー・シナトラが歌ってヒットし、全米ナンバーワンになったデュエット…
TAP the DAY
東京オリンピック開催に合わせて1964年9月に完成した日本武道館が、初めてコンサートに使われたのは1966年6月30日のことで、それは3日間で5回行われたビート…
Extra便
1960年代の後半から70年代にかけて、ラジオは若者たちにサブカルチャーを発見して紹介する役割を果たした。テレビは一家に一台くらいまで普及していたが、音楽に興味…
TAP the SONG
1968年の春、細野晴臣は原宿駅前にあるビルの喫茶店に座っていた。 どこで細野の噂を聞いたのだろうか、突然の電話で呼び出されたのは前日のことだ。 「慶応の松本と…
TAP the SONG
かつてはバンドのヴォーカリストとしてカリスマ的な人気を博した若者が、バンド解散後に創作意欲を失い、人里離れた田舎でキャベツを育てながら隠遁生活を送っている。 そ…
Extra便
たくさんの商業施設や公共施設において、閉店や閉館を知らせる音楽に「蛍の光」がBGMで流れてくる、そう思っている日本人は多い。 確かにピアノ演奏から始まるその曲が…
TAP the SONG
「黒の舟唄」は野坂昭如によるオリジナルが1971年に発表された後、長谷川きよしにカヴァーされたことで知られるようになった。 さらには長谷川きよしの歌で知った加藤…
Extra便
日本で最もよく知られたスコットランドの歌は、「蛍の光」の原曲「オールド・ラング・サイン(Auld Lang Syne)」だろう。 この歌の詩を書いたのは、貧しい…