ながい夢をみていたよ 涙がひとつ落ちて
ずいぶん時間がたったような それとも昨日ことのような
(中略)
雪の降る早さで 何かが変わっていく
ゆっくりだけれど 確かなものに
Good evening blue
愛にそって僕らはゆく ずっと
Good evening blue
(「グッドイーブニング、ブルー」より)
2004年にアルバム『すこしの間』でデビュー以来、ギター1本を抱えて全国各地で演奏してきたシンガー・ソングライター、おおはた雄一。ソロでの弾き語りに加え、芳垣安洋(ドラム)と伊賀航(ベース)とのトリオでのライブや、坂本美雨との〈おお雨〉、福岡晃子(チャットモンチー)との〈くもゆき〉などユニットでの活動も並行して行ってきた。また畠山美由紀や湯川潮音らへの楽曲提供、さらにはギタリストとして、ハナレグミ、Superfly、 安藤裕子など多くのアーティストのレコーディングやライブへのサポート参加……と、充実した活動を送ってきた。
そんな彼が、ソロ名義としては2年半ぶりのアルバム『夜の歌が聴こえる』を完成させた。久しぶりのオリジナル・アルバムとなる本作は、ほぼ全曲がおおはたの原点といえる声とギターのみで演奏された、シンプルな作品。やさしく爪弾かれるアコースティックギターの繊細な音色や、ささやくような甘い歌声の機微の奥に見える、彼の詞世界はよりパーソナルな色あいを濃くしている。
湯川潮音に提供した「にじみ」のセルフリメイクしたほか、クラムボンもカバーしたおおはたの代表曲である「おだやかな暮らし」をハープとギターのデュオ=ticomoonとともに10年ぶりに再録。デビュー10年を過ぎて、今一度自身の歌とギターに真正面から向き合った、静かな情熱を秘めた一枚だ。
おおはた雄一 official website
http://www.yuichiohata.com/
おおはた雄一『夜の歌が聴こえる』ダイジェスト試聴
Live Schedule
おおはた雄一「夜の歌が聴こえる」リリースライブ
4月3日(金)奈良・apa apa cafe
4月4日(土)和歌山・devicespace HERON
4月18日(土)水戸・MINERVA
『続・地下室の おおはた雄一』
4月5日(日)大阪・CINEMATIK SALOON
おおはた雄一とticomoonの東北ツアー
「There Will Be a Happy Meeting!」
6月19日(金)仙台・cafe mozart atelier
6月21日(日)盛岡・岩手県公会堂 21号室
6月23日(火)秋田・cafe Epice
おおはた雄一アルバム発売記念ライブ「夜の歌が聴こえる」
7月2日(木)渋谷・duo MUSIC EXCHANGE
詳細、およびその他のライブについては、おおはた雄一official websiteを参照ください。