「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

TAP the NEWS

たどりついたらいつも雨ふり〜吉田拓郎が書き下ろしたザ・モップスの代表曲

この「たどりついたらいつも雨ふり」は、ザ・モップスの12枚目のシングルとして1972年7月5日にリリースされた“70年代の名曲”である。 作詞作曲は、当時“フォ…

Extra便

高田渡が“酒仙歌手”になったのは、井上陽水のすまき事件がきっかけだった?──トリビュート・ライブ“Just Folks”

井上陽水が高田渡を布団ですまきにしたことがある、そんな話が2005年4月29日のスポーツ新聞の記事に出ていた。 心不全のため16日に亡くなったフォーク歌手、高田…

TAP the SONG

引退する山口百恵に提供された「Crazy Love」と、井上陽水がカヴァーしたポール・アンカの「クレイジーラブ」

山口百恵は人気絶頂だった1979年に自分の強い意志で引退を決意すると、芸能界には一切の未練を残さず、市井の生活者として静かに生きていく道を選んだ。 1980年1…

TAP the ERA 1989-2019

最後のニュース〜筑紫哲也と井上陽水の深い親交によって生まれた名曲

♪「最後のニュース」/井上陽水 昭和から平成へ…ベルリンの壁が崩壊し、天安門事件やリクルート事件に関するニュースが連日報道されていた1989年の夏にこの「最後の…

季節(いま)の歌

甲州街道はもう秋なのさ 

♪甲州街道はもう秋なのさ/ RCサクセション 1970年のデビュー後、RCサクセションは“物憂げな秋”のような時代を迎えていた。 3rdシングル「ぼくの好きな先…

TAP the STORY

かつての栄光の歌手という道が始まった~坂本九の27歳

エルヴィス・プレスリーに憧れてロックンロールに目覚めた坂本九が、バンドボーイを振り出しに米軍キャンプやジャズ喫茶でのライブで経験を積み、「日劇ウェスタンカーニバ…

季節(いま)の歌

少年時代〜藤子不二雄Ⓐによる“幻の歌詞“が存在した!?夏の名曲の誕生秘話

1990年の9月21日にリリースされたこの「少年時代」は、もともと井上陽水が荻野目洋子に提供したシングル曲「ギャラリー」のB面になる予定だったという。 しかし曲…

TAP the ERA 1989-2019

5月の別れ〜陽水の唄に耳を傾けながら“詩の起源”を辿る

井上陽水(当時44歳)が1993年(平成5年)の3月に発表した楽曲である。 その年の春〜夏にお茶の間で流れていたキリンラガービールのCMソングとして憶えている人…

TAP the STORY

井上陽水27歳〜日本の音楽史上かつてなかった“画期的”なレコード会社、フォーライフの誕生経緯〜

「人からとやかく言われてやっている仕事や生き方ってのは僕にはちょっと…。やっぱり自分との闘いみたいなものでやった仕事に価値があると思いますねぇ。」 <1975年…

TAP the NEWS

若者達に捧げられた歌〜すべて時代のせいにして

♪「すべて時代のせいにして」/泉谷しげるwith 藤沼伸一(TV番組スタジオLIVE) 泉谷しげると云えば、1970年代に沸き起こった日本のフォークブームの中で…

街の歌

銀座カンカン娘・後編〜戦後の売春婦、そして日本随一の繁華街の歴史

この歌は1949年(昭和24年)、すなわち終戦の4年後に山本嘉次郎監督がつくった映画『銀座カンカン娘』の主題歌として女優・高峰秀子が歌った昭和を代表する名曲だ。…

街の歌

銀座カンカン娘・前編〜昭和の人気女優の光と影、そして幻となった歌詞

「銀座カンカン娘」/高峰秀子(SP盤) 日本随一の繁華街、銀座。 戦後復興と共に歩んだ昭和の時代…この街を舞台に、数々の歌が生まれた。 「銀座カンカン娘」は19…

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