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【5 PICS・音楽⑨】あの名曲を5枚の絵にしました。曲名は?

2024.12.21

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Q 5枚の絵であの名曲を表現しました。曲名は何でしょう?


まずはノーヒントで挑戦!







※答えは後日↓↓↓に掲載します。
※これらの絵はあくまでも個人的なイマジネーションであり、聴く人それぞれによって感じ方や見え方は異なります。
※このコンテンツは2022年12月2日に出題されました。

出題/解説:中野充浩
イラスト:いともこ
企画:ワイルドフラワーズ
©WILDFLOWERS INC. All rights reserved.


★答え
「時代」中島みゆき




中島みゆきの2枚目のシングルとして1975年12月21日にリリース。作詞作曲は中島みゆき。ジャケットは2種類存在する(世界歌謡祭の写真と江ノ電腰越駅の写真)。

ファーストアルバム『私の声が聞こえますか』(1976年4月)にはアコースティック・ギターのみの伴奏バージョンを収録。その後はベスト盤に収録され、自身の再録バージョンもある。いきなり大ヒットした歌ではなく、時間を掛けながら多くの人々の中に染み込んでいき、日本屈指のスタンダードになった名曲中の名曲。

中島みゆきは北海道出身のシンガー・ソングライター。1975年9月25日、23歳の時に「アザミ嬢のララバイ」でデビュー。この時すでに130曲ものオリジナル曲をストックしていた。「時代」は翌月12日開催「第10回ポピュラーソングコンテスト」(ポプコン)にエントリーされ、1万2000曲の中からグランプリを受賞。恋愛ソングが主流の中、この歌の存在感は際立った。

さらに翌月16日夜、日本武道館で行われた「第6回世界歌謡祭グランプリ」で32ヶ国46曲の中からグランプリを獲得。受賞パフォーマンスでは通常のオーケストラのバックではなく、異例とも言えるギター1本で歌い上げて話題となった。

受賞後、週刊ミュージック・ラボでインタビューする機会を得たのがTAP the POPメンバーでもある佐藤剛氏。まだ若いのにどうしてこんなスケールの大きな曲が書けるのかと尋ねて、中島みゆきから返ってきた言葉が心に残る。

「現実に生きている私と、もう一人の私が、隣りなり、後ろなりにいるんです。そのもう一人の私から送ってくる、何かを私は待っているんです」


中島みゆきオフィシャルサイト


『私の声が聞こえますか』

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【オトナの歌謡曲ソングブックコンサート in YOKOHAMA】開催



1917年に開館した横浜の歴史的建造物「横浜市開港記念会館」(ジャックの塔)で、昭和の名曲を愛する一流のアーティストが集ってコンサートを開催!

昭和に憧れる若い人からリアルタイムで昭和歌謡に慣れ親しんだ人まで、幅広い世代が一緒に楽しめるコンサートです! “国の重要文化財”という、いつもと違う空間が醸し出す特別なひとときを、感動と共にお過ごしください!!

▼日時/2025年6月7日(土曜) 開場17時/開演18時
▼場所/横浜市開港記念会館講堂(ジャックの塔)

▼出演
浜田真理子 with Marino(サックス)
畠山美由紀 with 高木大丈夫(ギター)
奇妙礼太郎 with 近藤康平(ライブペインティング)
タブレット純(司会と歌)
佐藤利明(司会と構成)

▼「チケットぴあ」にて4月5日(土曜)午前10時より販売開始 *先着順・なくなり次第終了
SS席 9,500円 (1・2階最前列)
S席 8,000円
A席 6,500円
「チケットぴあ」販売ページはこちらから

▼詳しい情報は公式サイトで
「オトナの歌謡曲ソングブックコンサート in YOKOHAMA」公式ページ

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