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「TAP the COLOR」連載第54回
「ブルー」という孤高の世界をアルバムタイトルに取り入れたソウル、フォーク、カントリー、ダンスポップの名作たち。一筋の美学が貫かれたアートワークもさることながら、聴こえてくる音楽が何よりも素晴らしい。「ブルー」はこれからも人の心の風景を想う。
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オーティス・レディング『Otis Blue/Otis Redding Sings Soul』(1965)
サザン・ソウル不朽の名盤。オーティスの最高傑作として評価が高い3作目。南部の匂いが漂うディープな世界。ストーンズもカバーした「I’ve Been Loving You Too Long」や、逆にストーンズをカバーした「(I Can’t Get No) Satisfaction」などを収録。
![30783055b2c8fdde5dd13fde28b8837b.800x800x1](http://www.tapthepop.net/wp/wp-content/uploads/2014/11/30783055b2c8fdde5dd13fde28b8837b.800x800x1-600x600.jpg)
女性シンガー・ソングライターの中でも一番の影響力を放つ、と表現しても過言ではない。そんなジョニの哀切甘美なムード漂う愛の物語を綴った初期の名作。「A Case of You」に震える感動あり。アデルの『21』に与えたインスピレーションは計り知れない。
![elvis_costello__and__the_attractions-almost_blue](http://www.tapthepop.net/wp/wp-content/uploads/2014/11/elvis_costello__and__the_attractions-almost_blue.jpg)
自身のルーツの一つであるカントリー音楽への憧憬を綴った名盤。マール・ハガード、グラム・パーソンズらを歌う。ジョージ・ジョーンズの歌唱で有名な「Good Year for the Roses」は秀逸。ジャケットデザインはジャズギタリスト、ケニー・バレルへのオマージュ。
![madonna-celebration-12th-album-true-blue-review-cover-1](http://www.tapthepop.net/wp/wp-content/uploads/2014/11/madonna-celebration-12th-album-true-blue-review-cover-1-600x600.jpg)
前作『Like a Virgin』で世界的ポップスターとなったマドンナの3作目。期待と注目の中で音楽性を広げつつ、本作でもヒット曲を連発。メジャー感とアングラ感のバランスの素晴らしさは今も変わらず。ジャケットは写真家ハーブ・リッツが撮影。
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