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9月に去ったレジェンド⑤〜リック・オケイセック(カーズ)/エディ・マネーほか

2019.09.18

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「TAP the COLOR」連載第383回〜MONOCHROME〜

(9月に亡くなった主なミュージシャン)
ロック/ポップ:ジミ・ヘンドリックス、グラム・パーソンズ、マーク・ボラン、キース・ムーン、ジョン・ボーナム、トム・フォガティ、ウォルター・ベッカー、ニッキー・ホプキンス、ジミー・マカロック(ウイングス)、ホルガー・シューカイ、ジョニー・ラモーン、クリフ・バートン(メタリカ)、ジム・クロウチ、ロバート・パーマー、メアリー・フォード、アンディ・ウィリアムス、ビリー・ヴォーン、マーティ・バリン、エディ・マネー、リック・オケイセック(カーズ)

カントリー/フォーク:ビル・モンロー、アーネスト・タブ、ジョニー・キャッシュ、ドティ・ウエスト

ブルーズ/R&B/ソウル/ヒップホップ:オーティス・ラッシュ、ビッグ・ジェイ・マクニーリー、2パック、マック・ミラー

ジャズ:ベン・ウェブスター、マイルス・デイヴィス、ビル・エヴァンス、ジャコ・パストリアス

その他:ペレス・プラード、ピーター・トッシュ、ルチアーノ・パヴァロッティ


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リック・オケイセック『This Side of Paradise』(1986)
1978年、USニュー・ウェイヴ・バンドのカーズでデビュー。リードヴォーカル、ソングライティングを担い、数々のアルバムやシングルをヒットさせた。本作はMTV全盛期にリリースしたソロ2作目で「Emotion in Motion」を収録。まさに珠玉のポップワールド。2019年9月15日、75歳で亡くなったというニュースが飛び込んだばかり。


エディ・マネー『Can’t Hold Back』(1986)
1977年にデビューし、「Baby Hold On」をヒットさせたエディ・マネー。本作はMTV全盛期にリリース。「Take Me Home Tonight」ではあのロネッツのロニー・スペクターと共演してこちらもヒットした。ロックシンガーという肩書きが似合った人。
2019年9月13日、70歳で死去。

マーティ・バリン『Balin』(1981)
60〜70年代のロックシーンで独特のポジションを築き上げたジェファーソン・エアプレイン、ジェファーソン・スターシップのオリジナルメンバーであり、二つのバンドの全盛期を支えた中心人物でもあったマーティ・バリン。本作はソロデビュー作で、日本でもヒットしたAORバラード「Hearts」や「Atlanta Lady (Something About Your Love)」を収録。2018年9月27日、76歳で亡くなった。

ジム・クロウチ『You Don’t Mess Around with Jim』(1982)
1973年9月20日、飛行機の墜落により30歳の若さで他界したジム・クロウチ。苦労を重ねて辿り着いたデビュー。そしてヒット。まさにこれからという矢先での悲劇だった。本作(全米チャート5週1位)はソングライターとしての才能が光る「You Don’t Mess Around with Jim」「Operator (That’s Not the Way It Feels)」「Time in a Bottle」などを収録。アメリカでは根強い人気を誇る。今の時代には失われてしまった“醸成された歌”が詰まっている。

【執筆者の紹介】
■中野充浩のプロフィール
https://www.wildflowers.jp/profile/
http://www.tapthepop.net/author/nakano
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