石浦 由高

1959年神奈川県横浜市生まれ。ライター/エディター。
アメリカに遊学、「Writing(執筆学)」を修める。長年、音楽と暮らす内、時代ととも生まれた歌詞の意味を読み解くことに、尽きせぬ楽しさを覚えるという。ワイン好き。

石浦 由高 が最近聴いてるアルバム

石浦 由高 の記事一覧

TAP the ROOTS

他人のために書かれた歌を見事に歌いきったブロンディの「コール・ミー」

 イタリア出身の音楽プロデューサー、ジョルジオ・モロダーは、今年で78歳になる。ジョン・レノンと同じ1940年に生まれた彼は、23歳の時、シンガーとしてデビュー…

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ルー・リードが歌にした“ワイルドサイド”に生きるものたち

♪ ホリーは、フロリダ州マイアミから USAをヒッチハイクで横断して やってくる途中 眉毛を抜き、すね毛を剃って 彼は彼女になったのさ ♪  ルー・リードは、ネ…

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ビリー・ジョエルとウィーン、そして父の言葉

♪ スピードを落とすんだ   クレイジー・チャイルド   青春特有の野心がみえみえだ   それに、それほど利口だというのなら   何故に、それほど怯えてるんだい…

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「ピアノマン」の舞台となったとあるバーの物語

 1971年に発表したファースト・アルバム『コールド・スプリング・ハーバー』は失敗だった。ビリー・ジョエルは失意に沈み、鬱になり、マネージャーだったエリザベス・…

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自由を愛し、俳優やミュージシャンに愛されたレストランで生まれたイーグルスの「至上の愛」

 サンタモニカ・ブールヴァード沿いにあるそのレストランは、ダン・タナスという。ダン・タナの店、という意味だ。  ダン・タナスは、イーグルスが『オン・ザ・ボーダー…

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人間性を奪われることへの怒りを歌ったホージア

♪ 教会に連れていってくれ 君の嘘の神殿で 僕は犬のように崇拝するだろう 僕は自分の罪を口にし 君はそのナイフを研ぐのだ ♪ 「大人になっていく過程の中で、僕は…

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スプリングスティーンとサッカーの本田圭佑を結ぶひとつのキーワード

 2012年3月6日に発売されたブルース・スプリングスティーンの17作目となるアルバム「レッキング・ボール」は、その年のローリング・ストーン誌のベスト・アルバム…

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ヒッピーの聖地へと向かう途中で生まれたレッド・ツェッペリンの「カシミール」

「私のお気に入りの1曲だ。詩的に、とてもポジティヴな歌だ」  ロバート・プラントはレッド・ツェッペリンが1975年に発表した「フィジカル・グラフィティ」に収録さ…

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「幻惑されて」に幻惑されたレッド・ツェッペリン

 2010年、ひとりの男がジミー・ペイジを提訴した。レッド・ツェッペリンのファースト・アルバムに収録され、初期の代表曲となった「幻惑されて」が、彼の権利を侵害し…

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ロバート・プラントのブルースマンへの愛がつまった「胸いっぱいの愛を」

 ロバート・プラントの父親が何故、ティーネイジャーになったばかりの息子をクラブに連れていったのかはわからない。だがそれは、1960年代初頭の話で、ロバートはそこ…

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移民の歌~温泉と氷の国からやってきたレッド・ツェッペリン

 1970年6月28日、英国シェルトン・マレットで開かれたバース・フェスティバルにヘッドライナーとして出演したレッド・ツェッペリンは、15万人の観衆の前で圧倒的…

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レッド・ツェッペリンを監視する黒い犬

 4作目となるアルバムを制作するにあたり、レッド・ツェッペリンのメンバーは、ハンプシャー州のヘッドリー・グランジにいた。3階建ての石造りのこの建物は1960年代…

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オッペンハイマーと湯川秀樹がすがったひとりの被爆僧侶

(前編はコチラからどうぞ) ♪ どうしたら可愛い子供を オッペンハイマーの死の玩具から 守ることができるのか ♪  ロバート・オッペンハイマーは、第二次世界大戦…

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衛星放送が映し出したロシアの子供番組と、耳元で鳴ったプロコフィエフ

 ニューヨークに移り住んだスティングはその夜、友人の部屋でテレビ画面を眺めていた。コロンビア大学の研究者だったスティングの友人の家では、衛星から発信される電波を…

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いつの時代も恋人への手紙は「P.S.アイ・ラブ・ユー」

 文末に  託す言の葉  君恋し  ビートルズの英国でのデビュー・シングル「ラブ・ミー・ドゥー」のカプリング・ナンバーであり、デビュー・アルバム『プリーズ・プリ…

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人を好きになること。歌はいつも、そこから始まる。ボーカロイドから聞こえてきた歌の今。

 大晦日。  横浜アリーナでは、桑田佳祐の全国アリーナ&ドームツアー『桑田佳祐LIVE TOUR2017「がらくた」』のファイナルとなる公演が行われてきた。21…

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クイーンの名曲「キラー・クイーン」に潜む甘い罠

「この曲は、完璧なポップソングであり、フレディが書いた偉大な曲の一つに数えられるだろう。そして私も、あのようなギターソロを弾けたことを光栄に思っている」  20…

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「懐かしき恋人の歌」~ダン・フォーゲルバーグと雪の日の邂逅

 クリスマス・イヴにコンサートがブッキングされていないことは、ひとつの奇跡だった。少なくとも、レコード・デビューして以来、イヴやクリスマスの日には、いつもどこか…

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「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」のビデオ・クリップに映っているもうひとりの異邦人

 スティングは、初めてニューヨークで暮らすようになった頃のことをこう振り返っている。 「私はよく、土曜日の朝早く、イギリスから衛星中継されるサッカーの試合を観に…

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“第2のボブ・ディラン”の中で最後発だったスティーヴ・フォーバートの歌世界

 第2の◯◯、新世代の◯◯という言い方がある。  オリジナリティを否定するということで最近はあまり使われなくなったが、1970年代までは、偉大なる1960年代の…

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