石浦 由高

1959年神奈川県横浜市生まれ。ライター/エディター。
アメリカに遊学、「Writing(執筆学)」を修める。長年、音楽と暮らす内、時代ととも生まれた歌詞の意味を読み解くことに、尽きせぬ楽しさを覚えるという。ワイン好き。

石浦 由高 が最近聴いてるアルバム

石浦 由高 の記事一覧

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ロバート・プラントのブルースマンへの愛がつまった「胸いっぱいの愛を」

 ロバート・プラントの父親が何故、ティーネイジャーになったばかりの息子をクラブに連れていったのかはわからない。だがそれは、1960年代初頭の話で、ロバートはそこ…

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移民の歌~温泉と氷の国からやってきたレッド・ツェッペリン

 1970年6月28日、英国シェルトン・マレットで開かれたバース・フェスティバルにヘッドライナーとして出演したレッド・ツェッペリンは、15万人の観衆の前で圧倒的…

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レッド・ツェッペリンを監視する黒い犬

 4作目となるアルバムを制作するにあたり、レッド・ツェッペリンのメンバーは、ハンプシャー州のヘッドリー・グランジにいた。3階建ての石造りのこの建物は1960年代…

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オッペンハイマーと湯川秀樹がすがったひとりの被爆僧侶

(前編はコチラからどうぞ) ♪ どうしたら可愛い子供を オッペンハイマーの死の玩具から 守ることができるのか ♪  ロバート・オッペンハイマーは、第二次世界大戦…

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衛星放送が映し出したロシアの子供番組と、耳元で鳴ったプロコフィエフ

 ニューヨークに移り住んだスティングはその夜、友人の部屋でテレビ画面を眺めていた。コロンビア大学の研究者だったスティングの友人の家では、衛星から発信される電波を…

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いつの時代も恋人への手紙は「P.S.アイ・ラブ・ユー」

 文末に  託す言の葉  君恋し  ビートルズの英国でのデビュー・シングル「ラブ・ミー・ドゥー」のカプリング・ナンバーであり、デビュー・アルバム『プリーズ・プリ…

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人を好きになること。歌はいつも、そこから始まる。ボーカロイドから聞こえてきた歌の今。

 大晦日。  横浜アリーナでは、桑田佳祐の全国アリーナ&ドームツアー『桑田佳祐LIVE TOUR2017「がらくた」』のファイナルとなる公演が行われてきた。21…

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クイーンの名曲「キラー・クイーン」に潜む甘い罠

「この曲は、完璧なポップソングであり、フレディが書いた偉大な曲の一つに数えられるだろう。そして私も、あのようなギターソロを弾けたことを光栄に思っている」  20…

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「懐かしき恋人の歌」~ダン・フォーゲルバーグと雪の日の邂逅

 クリスマス・イヴにコンサートがブッキングされていないことは、ひとつの奇跡だった。少なくとも、レコード・デビューして以来、イヴやクリスマスの日には、いつもどこか…

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「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」のビデオ・クリップに映っているもうひとりの異邦人

 スティングは、初めてニューヨークで暮らすようになった頃のことをこう振り返っている。 「私はよく、土曜日の朝早く、イギリスから衛星中継されるサッカーの試合を観に…

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“第2のボブ・ディラン”の中で最後発だったスティーヴ・フォーバートの歌世界

 第2の◯◯、新世代の◯◯という言い方がある。  オリジナリティを否定するということで最近はあまり使われなくなったが、1970年代までは、偉大なる1960年代の…

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ミシェル・ポルナレフが選んだ生き方

 ミシェル・ポルナレフ。  彼の名前や、その特徴的な風貌を知らない人でも、彼が書いたメロディーは耳にしたことがあるはずだ。中でも、彼が1972年に発表した「愛の…

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「ヘルター・スケルター」に取り憑いたチャールズ・マンソンの妄想

♪ ヘルター・スケルター 汗だくの夏 ♪  1971年。ドン・マクリーンは「アメリカン・パイ」の中でそう歌っている。汗だくの夏と彼が歌ったのは、1969年の夏。…

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「ダウンタウン・トレイン」が映し出すレイン・ドッグの淡い夢

 モノクロームの映像の中、年老いた女性がアパートの窓を開ける。 「ねぇ、ジェイク。満月よ」と、彼女は言う。だが、彼女の夫は、椅子に座ったまま振り返ろうともせず、…

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一目惚れならぬ、二目惚れで恋に落ちたトム・ウェイツ

♪ お前と一緒だった時の服は置いていく 俺には、レイルロード・ブーツと レザー・ジャケットがあればいい ♪  トム・ウェイツは、1980年に発表した『ハートアタ…

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秋の夜長に聴きたくなるポール・ロジャースの歌声

フリー。 1969年にデビューした彼らは母国イギリスでも伝説のバンドとして語られることが多いが、日本でも熱狂的なファンが少なくない。 ブルース・バンドの人気が高…

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デュアンがスライド・ギターと出会った瞬間

 その時、デュアン・オールマンは風邪でベッドの中にいた。1968年。オールマン・ブラザース・バンド結成の前年のことである。  そこへ見舞にやってきたのは、弟のグ…

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家を放火されたトム・ペティのもとに舞い降りた歌

♪ 俺は後ろを向きはしない 引き下がったりしない 地獄の入り口に立たされても 諦めたりしないのさ ♪ 「アイ・ウォント・バック・ダウン」のイメージが沸き上がって…

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晩年に復活したロイ・オービソンの偉大なる歌声

♪ 孤独でいることには もう飽き飽きしたのさ 私にはまだ 愛を与えられるのに ♪  1988年。ロイ・オービソンがトラヴェリング・ウィルベリーズのメンバーとして…

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絵空事のような会話から生まれた奇跡のバンド

 1988年。ジョージ・ハリスンは、5年ぶりに発売し、大ヒットを記録していたアルバム『クラウド9』からの3枚目のシングルとして「ディス・イズ・ラヴ」を発売しよう…

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