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南北を隔てる線、メイソン・ディクソンを舞台にした歌

♪ 私たちはフィラデルフィアへと セイルしていく 石炭の町タインを遠く離れ フィラデルフィアへと セイルしていく 線を引くため メイスン・ディクスン線を ♪  …

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「かもめのジョナサン」から知る「Be」という言葉の可能性

 1972年。ロサンジェルスのグリーク・シアターで行われた10回のライブを完売させたニール・ダイヤモンドは、その模様を2枚組ライブ・アルバム『ホット・オーガスト…

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もしマール・ハガードが生きていたら今のアメリカに何を思うか

 その男は、1937年の今日、4月6日に生まれ、2016年の4月6日、ちょうど1年前に永い眠りについた。彼がもう少しだけ目を覚ましていてくれれば、今日は彼の80…

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「甘き夢」と牛が織りなすユーリズミックスのシュールレアリズム

 最後の賭けだった。  ザ・ツーリスツを解散後、恋人でもあったアニー・レノックスとユーリズミックスを結成したデイヴ・スチュワートだったが、バンドを継続するための…

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ヒア・カム・ザ・レイン・アゲイン〜デジタルポップで奏でる心理的SMプレイ

 1981年にデビューしたアニー・レノックスとデイヴ・スチュワートのデュオ、ユーリズミックスは、神秘的なグループだった。  まず、バンド名である。  オーストリ…

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ハンク・ウィリアムズが最後にレコーディングした名曲

 2002年。  70歳になっていたジョニー・キャッシュは、人生の集大成とも呼べるアルバムをレコーディングしていた。タイトルは『ザ・マン・カムズ・アラウンド』。…

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エルヴィスが友人たちの前で生前最後に歌った別れの歌

 1998年。ジョニー・キャッシュはキャリア最後となるライブ・アルバムをウィリー・ネルソンとの共演という形で発表している。『VH1 Storytellers』と…

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「オールウェイズ・オン・マイ・マインド」をアウトローに染めて不動の名曲にしたウィリー・ネルソン

♪ 君はいつも、我が心に 君はいつも、我が心に ♪  愛を失った者が、自らの過去を悔いるとともに、もう一度だけチャンスをもらえないかと、復縁を願う「オールウェイ…

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「汚れた街」で生きていくということ

 1973年。 「迷信」などを収録した『トーキング・ブック』を大成功させたスティーヴィー・ワンダーは、グラミー賞の最優秀アルバムを受賞することになる『インナーヴ…

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大人になることを待ちわびたスティーヴィー・ワンダー

 1972年。  22歳になったスティーヴィーは希望に満ちていた。新しい音楽を、自分だけの音楽を作っていく。そんな夢の扉を、彼が自ら開こうとしたのには理由があっ…

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名プロデューサー、ナイル・ロジャースによって歌詞を変えられたINXSの「オリジナル・シン」

 1960年代がアメリカの若者にとって革命の10年だったように、オーストラリアの若者にとっては、1970年代は新しい季節だった。若者たちは、大学近くの安アパート…

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“変わらない”ものを探していたニール・ヤングが牧場で出会った「オールド・マン」

 1971年。  2月上旬の寒い日、ニール・ヤングはナッシュヴィルにいた。トニー・ジョー・ホワイト、ジェイムス・テイラー、リンダ・ロンシュタットらと一緒に、人気…

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「ヘルプレス」に込められたニール・ヤングの喪失感の正体とは?

「北オンタリオに小さな町があります」  ニール・ヤングがそう歌ったオメミーは、彼が幼少時代、学校に通った小さな町である。試しにトリップ・アドバイザーで「オメミー…

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オペレイター/ジム・クロウチ ~たった1つの公衆電話に並ぶ孤独な隊列

 一台しかない公衆電話の前には長い列が出来ていた。降りしきる雨の中、グリーンの兵隊服を着た州兵たちは無言で、我慢強く、自分の番がやってくるのを待っていた。ひとり…

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「タクシー」~ハリー・チェイピンが描く人間模様

サンフランシスコは激しい雨だった。だが、その日の稼ぎを確保するためには、もうひとりかふたり、客が必要だった。運よく、前方で手を上げている女性が見えた。彼が信号で…

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「懐かしき恋人の歌」~ダン・フォーゲルバーグと雪の日の邂逅

 クリスマス・イヴにコンサートがブッキングされていないことは、ひとつの奇跡だった。少なくとも、レコード・デビューして以来、イヴやクリスマスの日には、いつもどこか…

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映像とともに蘇る21世紀の「エコーズ」

 1971年に発表されたピンク・フロイドの大作「エコーズ」。 「人間の可能性について書いた曲だ。反感ではなく、共感を持ちうるか、ということについてね」  ロジャ…

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キング・クリムゾンの歌が予言した政治家の死とその黒幕

「この曲を、誰もが知り、誰もが大好きなアメリカの政治家に捧げる。その名は、スピロ・アグニュー」  1969年12月14日、発売されたばかりのデビュー・アルバム『…

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世界が「イマジン」で満たされた日

 1980年の12月8日。  その日は、いつもと同じような月曜日になるはずだった。僕が暮らしていた学生寮の4階の部屋の窓がスチームで曇るようになってからは、夜に…

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死という運命の中で愛とともに踊り続ける人間たち

 ララー  ララララ、ララー  叙情的な女性のコーラスに哀愁を帯びたバイオリンのメロディーが絡んでいく。そして。。。 ♪ 燃え上がるバイオリンの調べとともに あ…

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