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クリームの世界を白と黒に塗りつぶした詩人、ピート・ブラウン

♪ 駅近く、黒いカーテンの白い部屋 そこからは黒い屋根の家並みと 薄汚れた舗道と 疲れ果てたムクドリが見える ♪  クリームが1968年に発表した「ホワイト・ル…

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ランブリン・マン~歌の世界に登場するワルな親父

街では「父の日」という文字列を見かけるようになった。 そういえば、アップル社からも『父の日にipadはどうですか』なんていうメールが届いていたっけ。 そして世の…

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グレッグ・オールマンがスタジオに不法侵入してまで残したかった歌

 逃走を続ける真夜中のライダーを描いた「ミッドナイト・ライダー」は、オールマン・ブラザース・バンドのセカンド・アルバムに収録され、アルバムからの2枚目のシングル…

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デュアンがスライド・ギターと出会った瞬間

 その時、デュアン・オールマンは風邪でベッドの中にいた。1968年。オールマン・ブラザース・バンド結成の前年のことである。  そこへ見舞にやってきたのは、弟のグ…

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エリザベス・リードの足取りを辿って

 デレク・アンド・ザ・ドミノスの「レイラ」に参加したことで、一気にデュアン・オールマンの名声は高まった。ギターの神とも呼ばれたエリック・クラプトンがアメリカン・…

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デレク・アンド・ザ・ドミノスを育てた力~「キープ・オン・グローイング」

♪ 育っていく 育っていく どんどんと育っていくのさ ♪  1970年、エリック・クラプトンは、ボビー・ウィットロク、ジム・ゴードン、カール・レイドルとバンドを…

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クラプトンは誰に「ベルボトム・ブルース」を捧げたのか

 1969年。  ボビー・ウィットロクはエリック・クラプトンに電話を入れた。 「やあ、どうしてる?」  ボビーは、デラニー&ボニーのツアーでクラプトンと知り合っ…

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彼女の背中に永遠の愛を彫った男の歌

♪ 真実の愛はけっして消えることはない 真実の愛はけっして消えることはない。。。 ♪  ポップ・ソングの中にはさまざまな職業の主人公が登場する。  だが、タトゥ…

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「名前のない馬」でアメリカが歌った海の向こうの原風景

 デューイ・バネル、ジェリー・ベックリー、ダン・ピークの3人からなるアメリカが「名前のない馬」をヒットさせたのは1971年のことである。ラジオから流れる爽やかな…

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南北を隔てる線、メイソン・ディクソンを舞台にした歌

♪ 私たちはフィラデルフィアへと セイルしていく 石炭の町タインを遠く離れ フィラデルフィアへと セイルしていく 線を引くため メイスン・ディクスン線を ♪  …

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「かもめのジョナサン」から知る「Be」という言葉の可能性

 1972年。ロサンジェルスのグリーク・シアターで行われた10回のライブを完売させたニール・ダイヤモンドは、その模様を2枚組ライブ・アルバム『ホット・オーガスト…

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もしマール・ハガードが生きていたら今のアメリカに何を思うか

 その男は、1937年の今日、4月6日に生まれ、2016年の4月6日、ちょうど1年前に永い眠りについた。彼がもう少しだけ目を覚ましていてくれれば、今日は彼の80…

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「甘き夢」と牛が織りなすユーリズミックスのシュールレアリズム

 最後の賭けだった。  ザ・ツーリスツを解散後、恋人でもあったアニー・レノックスとユーリズミックスを結成したデイヴ・スチュワートだったが、バンドを継続するための…

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ヒア・カム・ザ・レイン・アゲイン〜デジタルポップで奏でる心理的SMプレイ

 1981年にデビューしたアニー・レノックスとデイヴ・スチュワートのデュオ、ユーリズミックスは、神秘的なグループだった。  まず、バンド名である。  オーストリ…

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ハンク・ウィリアムズが最後にレコーディングした名曲

 2002年。  70歳になっていたジョニー・キャッシュは、人生の集大成とも呼べるアルバムをレコーディングしていた。タイトルは『ザ・マン・カムズ・アラウンド』。…

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エルヴィスが友人たちの前で生前最後に歌った別れの歌

 1998年。ジョニー・キャッシュはキャリア最後となるライブ・アルバムをウィリー・ネルソンとの共演という形で発表している。『VH1 Storytellers』と…

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「オールウェイズ・オン・マイ・マインド」をアウトローに染めて不動の名曲にしたウィリー・ネルソン

♪ 君はいつも、我が心に 君はいつも、我が心に ♪  愛を失った者が、自らの過去を悔いるとともに、もう一度だけチャンスをもらえないかと、復縁を願う「オールウェイ…

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「汚れた街」で生きていくということ

 1973年。 「迷信」などを収録した『トーキング・ブック』を大成功させたスティーヴィー・ワンダーは、グラミー賞の最優秀アルバムを受賞することになる『インナーヴ…

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大人になることを待ちわびたスティーヴィー・ワンダー

 1972年。  22歳になったスティーヴィーは希望に満ちていた。新しい音楽を、自分だけの音楽を作っていく。そんな夢の扉を、彼が自ら開こうとしたのには理由があっ…

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名プロデューサー、ナイル・ロジャースによって歌詞を変えられたINXSの「オリジナル・シン」

 1960年代がアメリカの若者にとって革命の10年だったように、オーストラリアの若者にとっては、1970年代は新しい季節だった。若者たちは、大学近くの安アパート…

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