「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

Extra便

TAP the POP厳選! 2018夏フェス必見ライブアクト〜フジロック・洋楽編

2018.07.24

Pocket
LINEで送る

今年もやってきました夏フェスの季節!  そこでTAP the POPが厳選するフェス必見・必聴のアーティスト紹介をお届け。今回は、いよいよ今週末に迫った〈FUJI ROCK FESTIVAL’18〉出演陣の中から(ヘッドライナーあたりはさておいて)絶対にライブを見逃せない、選りすぐりの海外アーティストを独断と偏見でセレクトしてみました! 
*これまでTAP the POPにて紹介してきた海外アーティストも今年のフジロックに出演。本ページ後部に紹介記事のリンクを張っているので、ぜひチェックを! 

TAP the POP厳選! 2018夏フェス必見ライブアクト〜フジロック・邦楽編はこちら


フィッシュボーン
7/28(土)WHITE STAGE

アンジェロ・ムーアを中心として1979年ロサンゼルスにて結成。スカ、ファンク、レゲエ、スウィング・ジャズ、パンク、ヘヴィメタルと様々な要素を縦横無尽に呑み込んだ、唯一無二のサウンドで人気を博す。『Truth And Soul』をはじめ、数多くの傑作アルバムを発表。世界各地に大きな影響を与えたミクスチャー・ロックの雄である。フジロックには、実に8年ぶりの登場となる。



パーケイ・コーツ
7/27(金)WHITE STAGE

ファーガス&ジェロニモのメンバーとして活動していたアンドリュー・サヴェージを中心に2011年に結成された、NYのガレージ・パンク・バンド。最新作となる5thアルバム『Wide Awake!』は、ゴリラズ、U2、レッチリなどを手がけるデンジャー・マウスをプロデューサーに迎えて、ファンク、ニューウェイブなどのエッセンスを大胆に取り入れた新境地を見せている。フジロックへの出演は2014年以来となる。


エスネ・ベルーサ
7/28(土)WHITE STAGE 他

日本でも人気のフェルミン・ムグルサのバックバンドを務めるメンバーがフェルミンの活動と並行してスタートさせた、バスクのロック・バンド。スカ、レゲエ、ヒップホップ、クンビア、ラテンなどを取り入れたメスティソ・ミュージックに、バスクの伝統楽器トリキティシャ(ボタン式アコーディオン)をフィーチャーしたサウンドが特徴的だ。初来日となった2009年のフジロックでは、神出鬼没的に数多くのステージに登場、大いに盛り上げた。9年ぶりのフジロックも、あちこちでお祭り騒ぎを呼び起こすことだろう。


スタークロウラー
7/28(土)WHITE STAGE

18歳のボーカリスト=アロウ・デ・ワイルドを筆頭に、17〜22歳のメンバーで構成された若きロック・バンド。激しく歪んだギターリフとラフな風合いのビートでロックンロールを奏でる彼らには、フー・ファイターズのデイヴ・グロール、エルトン・ジョンら大物ミュージシャンも絶賛。デビュー・アルバム『Starcrawler』リリース後の今年3月に行われた初来日公演もすべてソールドアウトを記録した注目株だ。


カリ・ウチス
7/29(日)WHITE STAGE

コロンビア出身で米ヴァージニア州で育ったという、女性シンガー・ソングライター。幼い頃からピアノやサックスを習得し、高校生の時に自主制作のミックステープを発表し一躍話題を集め、その後はスヌープ・ドッグやメジャー・レイザー、ゴリラズらの作品に参加。2015年にはメジャー・デビュー・シングル「Ridin Round」を発表。今年4月にはメジャー・ファースト・アルバム『Isolation』をリリースしたばかり。R&Bを基調としながら、レゲエや中南米音楽、ジャズなど、バックグラウンドの幅広さを感じさせる豊穣なサウンドが魅力だ。


ケイシー・マスグレイヴス
7/29(日)WHITE STAGE

1988年生まれ、ナッシュビルを拠点に活動する女性シンガー・ソングライター。人気カントリー歌手ミランダ・ランバートなどへ楽曲を提供する傍ら、2013年にソロ・アーティストとしてデビュー。アルバム『Same Trailer Different Park』は第56回グラミー賞のベスト・カントリー・アルバムを受賞した実力派だ。ケイティ・ペリーともツアーを共にまわった彼女は、最新アルバム『Golden Hour』で日本国内デビューを果たした。
関連記事:Extra便|テイラー・スウィフトだけじゃない! 美女揃いのカントリー歌手たち (前編)


ルイス・キャパルディ
7/28(土)RED MARQUEE

スコットランド出身のシンガー・ソングライター。2017年に発表したデビューEP「Bloom」は全世界で1億2000万回ストリーミング再生されたという。今年4月にはサム・スミスのヨーロッパ・ツアーのサポートアアクトに抜擢。深い味わいのあるエモーショナルな歌声は、聴き手の心を鷲掴みにする。


マーク・リーボウズ・セラミック・ドッグ
7/27(金)FIELD OF HEAVEN

ラウンジ・リザーズでの活動や、トム・ウェイツ、エルヴィス・コステロ、矢野顕子などの共演でも知られるNYの鬼才ギタリスト。別名義では妖しげなキューバ音楽などを聴かせる彼だが、この〈セラミック・ドッグ〉では、アヴァンギャルドでエキスペリメンタルなロックを奏でる。今年、この名義では5年ぶりとなるニュー・アルバム『YRU Still Here』を発表した。


ホットハウス・フラワーズ
7/29(日)FIELD OF HEAVEN

U2のボノが大絶賛を贈るシンガー=リアム・オ・メンリィを中心に結成された、アイルランド ダブリン出身のロック・バンド。1988年にアルバム『People』でデビュー。アイリッシュ・ミュージックとソウル/R&B、カントリーを融合させたサウンドで、世界各地に熱狂的なファンを抱えるライブ・バンドだ。フジロックには2001年にFIELD OF HEAVENの大トリを務めて以来の出演となる。
関連記事:TAP the STORY|リアム・オ・メンリィ〜本能のままに


カーラ・トーマス
7/28(土)FIELD OF HEAVEN

メンフィスの名門レーベル〈STAX〉を代表する歌姫として知られるリズム&ブルース歌手。ルーファス・トーマスを父に持つ彼女は、「Gee Whiz」「B-A-B-Y」など多くのヒット曲を発表。またオーティス・レディングとの共演盤『King & Queen』も有名だ。今回は実妹でもあるシンガー=ヴァニース・トーマスと、スタックスと同じくメンフィスの名門〈Hi Records〉のサウンドを支えたリズム・セクション=ホッジズ・ブラザーズを従えて初来日を果たす。


ナサニエル・レイトリフ&ザ・ナイト・スウェッツ
7/28(土)FIELD OF HEAVEN

ミズーリ州出身のフォーク・シンガー=ナサニエル・レイトリフを中心とした、ブルース&フォーク・ロック・バンド。2015年に発表したファースト・アルバムは全米でゴールド・ディスクを獲得。今年3月には2ndアルバム『Tearing At The Seams』を発表したばかり。ホーン・セクションを含んだ8人編成が奏でる、どっしりと地に足着いたサウンドをバックに、ナサニエルの滋味溢れる歌声が響く。


インタラクティーヴォ
7/29(日)FIELD OF HEAVEN

ピアノ、ボーカル、コンポーザーのロベルト・カルカセスがコンダクターとして陣頭指揮を執り、キューバのトップ・ミュージシャンや、世界各地の音楽家たちが流動的に参加して音楽を奏でていくという、一風変わったプロジェクト。アフロ・キューバンを基軸に、ソウルやファンク、ヒップホップと融合した、最新型のキューバ音楽を生み出している。


グリーンスカイ・ブルーグラス
7/29(日)FIELD OF HEAVEN

2000年にミシガン州で結成された、5人組のブルーグラス・バンド。ドラムレスでバンジョー、マンドリン、ドブロギターなどオーセンティックなブルーグラス・バンドの編成ながらインプロヴィゼーションの掛け合いを繰り広げる〈ジャムグラス〉として、ジャム・バンド・シーンを中心に高い人気を誇る彼ら。FIELD OF HEAVENの大トリを務める。


ボブ・ディラン
7/29(日)GREEN STAGE

関連記事:ボブ・ディラン特集


ケンドリック・ラマー
7/28(土)GREEN STAGE

関連記事:ミュージックソムリエ|「21世紀のボブ・ディラン」と称賛され、若い世代の希望になったケンドリック・ラマーの衝撃


ジョニー・マー
7/28(土)GREEN STAGE

関連記事:TAP the CHANGE|「イギーみたいにして」というガールフレンドの一言で蘇ったジョニー・マーの中の『ロー・パワー』


マック・デマルコ
7/27(金)RED MARQUEE

関連記事:ミュージックソムリエ|テハチャメチャな男が真面目に綴った自らの青い時代と日本からの影響~マック・デマルコ『サラダ・デイズ』


スーパーオーガニズム
7/28(土)RED MARQUEE

関連記事:ミュージックソムリエ|国やジャンルの壁を超えたSuperorganismのポップミュージック



FUJI ROCK FESTIVAL’18
7月27〜29日(金〜日)
新潟県・苗場スキー場
http://www.fujirockfestival.com/

Pocket
LINEで送る

あなたにおすすめ

関連するコラム

[Extra便]の最新コラム

SNSでも配信中

Pagetop ↑

トップページへ